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野中 郁次郎(のなか・いくじろう)

一橋大学名誉教授/早稲田大学特命教授

野中 郁次郎

1935年生まれ。富士電機製造を経て72年、米カリフォルニア大学バークレー校経営大学院から博士号(Ph.D.)取得。南山大学経営学部教授、防衛大学校教授、一橋大学商学部教授、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科長、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を歴任。「知識創造経営」の生みの親として知られ、現在においても世界的に影響力のある経営学者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

野中郁次郎×遠藤功 強くなれ!ニッポンの現場2015

ホールディングス導入が日本企業をダメにした

2015年1月14日(水)

(写真:陶山勉、以下同)

 人口減少社会の中で生き延びるために、様々な改革が求められている日本企業の現場。失われた20数年の間に「劣化」した現場を再び輝かせるために今、必要なこととは何か。野中郁次郎・一橋大学名誉教授が遠藤功・早稲田大学ビジネススクール教授の最新著書を読んで意気投合したことから実現した新春対談の最終回は、「カイシャの仕組み」を輸入することの功罪について、問題提起をする。

(構成は片瀬京子)

前回から読む)

遠藤:2015年、成長の原資のある日本企業は、国内外に打って出るべきです。打って出るにはもちろん、M&A(合併・買収)という手段もありますが、それだけでなく、日本的な将来性のあるところに強みを見いだして、若手をアサインして取り組ませるのも重要です。私はこれこそが、経営者の今の仕事だと思います。

野中:僕もそう思います。日本企業は機動的で創造的な組織体を目指すべきです。それと同時に、互いに共生していくことを考えるべきです。世界がエコシステムになったとき、日本がどういうリーダーシップを発揮するのかということですが、その答えは自律的なリーダーのいる非凡な現場にあります。そして、その現場に勇気を持ってコミットする経営者です。

現場に行かなければ何も分からない

遠藤:そうですね。経営者には、現場への思いを話してもらいたいですね。意を決してロマンを語ってもらい、そして、価値創造をするのは現場だとも言ってほしい。

 先ほどの海兵隊の話なら、WHYとWHATは話すけれど、HOWは現場に託す、そこから新しい知恵や価値が生まれてくると、熱っぽく語ってほしい。

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名言~日経ビジネス語録

グローバル市場でいい仕事をしたければ、まず「世界に通用する見識」を磨くことだ。

中谷 巌 「不識塾」塾長、一橋大学名誉教授