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水面に文字を描く“波のディスプレー”

  • 冨山 孝幸

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2006年9月6日(水)

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 波を使ってアルファベットや漢字を水面に描けるというユニークなシステムを、大阪大学船舶海洋工学科の内藤林(しげる)教授と三井造船昭島研究所が共同で開発した。

 このシステムは、船舶実験用の波を作る技術を応用したもの。船舶実験には、100メートル以上の実験プールが必要となる。実験用のプールが小さいと、水面が静まるまで時間がかかり、次の実験を開始するために「波待ち」と呼ばれる無駄な時間が生じるためだ。小さなプールを使い、かつ無駄な待ち時間を省くために、波を強制的に吸収する技術が開発された。

 4年前のある日、研究室の学生の1人が「波」を自由にコントロールできるのならば、波で文字を描くことも可能なのではないかと、試しに“S”の文字を描く実験をしてみた。すると、思惑通り文字が浮かび上がった。発想の転換が功を奏した一瞬である。

 現在の実験装置は、半径0.8メートルの小型水槽の周囲に、波を制御するユニット50基が並ぶ。それぞれのユニットが、水槽の中心に向かって波長の違う波を送り出すと、ある1点で水面が山のように盛り上がる。その点を任意に並べることで、文字や絵を描くことができるという仕組みだ。制御用のパソコンに文字を入力すると、約15秒後に水面に文字を浮かび上がらせることが可能だ。

 三井造船昭島研究所の奥山悦郎氏は「アルファベットの“K”と“R”を表示するのに苦労したが、それも解決した。将来的には、アミューズメント施設やホテルのロビー向けに、この装置を販売していきたい」と語る。

≪お問い合わせ≫
TEL042-545-3111 三井造船昭島研究所

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