週刊経済誌、日経ビジネスがお届けするインターネット放送「編集長のここだけの話」。日経ビジネス編集長の佐藤吉哉とラジオNIKKEIの薬師神美穂子キャスターが、毎週金曜日の配信でご案内します。
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東京・国立競技場で開催された「ドリカム」のコンサートを満喫した佐藤編集長。コンサート終了時に、観客が出入り口へ集中して怪我をさせない配慮を施していたことに、とても感心したそうです。
今回は、国内優位の生産体制を貫いてきた日本の製造業の問題点に鋭く切り込んだ特集や、汎用素材を通して世界不況シナリオを検証する信越化学の記事などをご紹介します。
リスナーからの投稿にお答えする「往復書簡2.0」では、前回ご紹介した「郵政民営化 編集長インタビュースペシャル」に関する感想をご紹介。また、テレビ東京で放映されたメディアミックス番組「2010年日中逆転」に関する話題もお届けします。詳しくは番組をお聴き下さい。
今回ピックアップする主な記事は、
・特集「メード・イン・“グローバル” モノ作り再興 さらば自前主義」
・第2特集「揺るがぬ中小企業 地震、円高…突発事態を解決」
・企業研究「D&Mホールディングス ニッチから再編の主役へ」
・連載「危機に備えはあるか 第3回 塩ビ・原油の異変 信越化学が読む不況」
リスナーの方々との双方向コミュニケーションのコーナー「往復書簡2.0」では、本誌へのご意見から編集長へのご質問など、引き続き皆様からの投稿を受け付けています。また、往復書簡2.0の特別企画「ちょっといい話」についても、引き続き募集しております。
みなさん、こんにちは。いつも興味深い紙面とPodcastをありがとうございます。 さて、敗軍の将と時流超流(読売朝日日経共同ポータルの記事)を読んで思いました。紙媒体の新聞の生きる道を。 昨今、社会で何事か起こるとマスコミも世間もどっとひとつの方向を向き、弱い立場に陥ったものを一斉に同じ方向から報道・断罪しますよね。逆の立場からの見方は全くと言っていいほど報道されない。後になってからひっそりと「敗軍の将」などで逆の立場の意見に触れ、「ああ、そんな考え方もあったのか」と気付かされることもしばしばです。 世間がヒステリー状態になりがちな今、ネットやテレビのようにすーっと流れ去ることなく紙面でじっくり読める新聞には、「逆の切り口からの分析」を期待したいと思います。あえて逆の立場に立ち物事を論理的に説明してみる、ディベート的な考え方ですね。 それによって新聞自体の存在意義もはっきりするでしょうし、読者のリテラシーもきっと上がるはずです。 冒頭の新聞社3社連合には期待したいと思います。 エラそうなネコロンボおやじでした。(2007/10/10)