「酒井栄子のトレンド見つけ隊」

街は障害者、高齢者にやさしくなれるか?

酒井栄子が体験レポート

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2008年3月21日(金)

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 ボランティアはしたいけど、実際にはどうやればいいのか――と悩む心優しい人に打ってつけの体験講座がこのほど、東京・日本橋の商業施設「コレド日本橋」で開催された。

 ボランティア初心者体験イベント「やさしいサポーターになる体験会」で、今年で14回目の開催。ダイヤル・サービスが主催し、三井不動産が協賛しているイベントで、近隣の会社に勤めている会社員ら50人が参加した。

 このイベントの特色は、実際に障害者や高齢者の身になってボランティアのノウハウを覚えられることだ。

 体験メニューは次の通りだ。

・クルマ椅子の方のサポート
・目の不自由な方のサポート
・介助犬のことを知る
・耳の不自由な方のサポート
・高齢者の疑似体験

 介助犬のことを知る体験では、クルマ椅子に乗った状態で介助犬に冷蔵庫から飲み物を取ってもらう訓練をしたが、英語で指示するものの、介助犬には通じない。
 
 メーンイベントは、「高齢者の擬似体験」だ。体を不自由にして地下鉄の駅や街中を歩く体験だ。ひざやひじを固定し、重いコルセットを身に着ける。耳栓をし、3枚の手袋をはめる。視力低下用メガネをかけて目の見えない方や視力低下した高齢者と同じ境遇になってみる。そして、地下鉄の駅に行ったり、横断歩道を渡ってみる。

 体験してみると、信号機の色が判別できず、歩くのが怖いのが実態。駅の看板の案内も読みづらい。動画の中でその様子が分かるように編集したので、ご覧いただきたい。

 こういったイベントを三井不動産が支援するのは、今後の商業施設づくりなどに生かすためだ。健常者がつくった看板やサインは大きくしたつもりでも見えにくかったりしていることが判明。今後の商業施設づくりに生かすという。

 今回は実際の体験をご覧いただくと同時に、日経ビジネス発行人で社会福祉法人「愛光」や障害者自立支援NPO(非営利組織)「木ようの家」の理事をしている酒井綱一郎が、障害者自立支援法やボランティア活動の意味について解説した。

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