• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

クラウド使ってスピード開発

事例(2)本間ゴルフ

  • 島田 優子

バックナンバー

2011年11月9日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

ゴルフクラブメーカーの本間ゴルフは2011年2月、新しい会員管理システムを稼働させた。
クラウド型のCRM(顧客情報管理)ソフトを利用することで、実質6週間という常識外れの猛スピードでシステムを構築した。
クラウドの利点を生かして、7月からは同様の会員組織を韓国でも展開している。

 「間に合ったのは奇跡だ」。本間ゴルフでマーケティング本部長を務める伊藤康樹執行役員は、2011年2月にオープンした新会員組織「BERES STARS PROGRAM(べレス・スターズ・プログラム、以下BSP)」の立ち上げプロジェクトをこう振り返る。

 伊藤執行役員が「奇跡」というのも無理はない。本間ゴルフはBSP向けの会員管理システムを実質6週間で開発したからだ。

 クラウドコンピューティングが、この常識外れの超スピード開発を可能にした。システム構築を担当した日本ユニシスは、日本マイクロソフトのCRMソフト「Dynamics(ダイナミクス) CRM」を使ったクラウドサービスを使うことで、期限までにBSP向け会員管理システムを動かした。

本間ゴルフは商品購入者の会員組織「BERES STARS PROGRAM」を発足した

戦略組織ゆえに難航

 BSPは本間ゴルフの直営店に加えて百貨店やゴルフ用品専門店といった販売店で同社商品を購入した顧客を組織化し、購入履歴に応じて様々なサービスを提供する会員組織。それ以前は直営店の顧客に限られていた会員組織を販売店の顧客にまで拡大したのが特徴だ。会員に対しては購入したゴルフクラブを2年おきに点検・修理して新品同様にして戻す「クラブドックサービス」や、山形県酒田市にある工場への招待といった特典を提供する。

「BERES STARS PROGRAM」実現の中心となった本間ゴルフマーケティング本部長の伊藤康樹執行役員(中央)と営業企画部営業推進チームの葉坂将司氏(左)、人事総務部システムチームの森川鉄也氏。(写真:新関 雅士)

 本間ゴルフはBSPを「商品の競争力強化に欠かせない戦略組織」と位置付け、大きな期待を寄せる。

 だが、それだけに概要を固めるまでには時間がかかった。2010年4月ごろから検討を始めたが、「計画を取締役会に諮っては再提出を求められることの繰り返しだった」と伊藤執行役員は振り返る。

 最終的に取締役会の承認が下りたのは2010年11月のことだった。BSPの立ち上げに欠かせない会員管理システムの開発に残された時間は3カ月しかない。

 というのもBSPの発表は2011年2月8日に決まっていたからだ。この日は、本間ゴルフが主力ブランドである「BERES」のゴルフクラブを5年ぶりに一新する日。契約プロゴルファーも参加して大々的な発表会を催すことになっており、日程を動かすという選択肢はなかった。

コメント0

「企業経営に活かすクラウド」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

社長に就任してずっと言っているのが ファンダメンタルズの強化。

安形 哲夫 ジェイテクト社長