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ビッグデータの利用で、何ができるようになるのか?

“匠の技データベース”で熟練農業者の技術を継承

  • 大河原 克行

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2011年12月21日(水)

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 一般的に、ビッグデータ時代とは、大量のデータが活用される時代のことを指す。

 データ量が増大するスピードは、これまでのペースをはるかに凌ぎ、世の中には「ゼタ」バイトと呼ばれる単位の情報量があふれかえることになる。

 ゼタとは、10の21乗、テラの10億倍だ。漢数字で表記すると「十垓」となる。

 コンピュータ技術者であるゴードン・ベル氏の試算によると、人が話すこと、見るものなど、生活に関わるすべての情報を文字にして一生分を記録したとしても、わずか3テラで済んでしまうという。

 これと比較しても、とにかく膨大な量のデータが世の中に存在する時代がやってきたことが分かるだろう。

クレジット決済情報を分析し12億ドルの被害を予防

 日本IBMは、「ビッグデータ時代とは何か」について顧客に説明する際に、次のような言い方をする。「今の1万倍ものデータが扱え、そこに1万倍の高速処理を実現する環境があったときに、どんなことができるようになるるか――」。

 日本IBMは、ビッグデータには3つの特性があるとする。それは、多様性(Variety)、頻度(Velocity)、量(Volume)の3つのVだ。データは、音声や動画などの非構造化データ――文字と数字ではない――が増大することで多様化する。しかも、リアルタイムで情報が収集され(Velocity)、それが大量情報の生成につながる。

 北米のあるクレジットカード会社の例を紹介しよう。同社では、1日当たり1億件の取引が発生し、それに伴って1秒当たり1140万件のトランザクションが発生しているという。さらに、これらのデータを過去10年間にわたって蓄積している。

 このクレジットカード会社は、これらの大量のデータを分析することで、不正行動がどんな動き方をするのかを示すモデルを生成することに成功した。不正行動に合致する動きが見られた時には、支払いを承認する前にユーザーに警告を発信。その結果、12億ドルもの被害が予防できたという。

 ビッグデータを利用することで、大量のリアルタイム情報と、蓄積された大量のデータを基に迅速に判断し、将来を予測することがビッグデータによって可能になるのだ。 

熟練農業生産者の技術を継承する

 一方、富士通は「センシングブラットフォームを活用することで、今までできなかったことができるようになる。これにより、人々の生活を豊かにすることができる」とする。

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