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天空の王国、レソト訪問記【1】アポなしで初のアフリカ大陸へ

2011年11月18日(金)

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二村 聡(生物資源ハンター)

 前回は資源国ハンティングについて書いたので、今回はその実地編として2010年にアフリカの小国、天空の王国ことレソト王国を訪問した時のことを書いてみよう。

南アフリカにすっぽりと囲まれた国

 それではまず、レソト王国とはどこにあるのか、どんな国なのかをご紹介する。南緯28°から31°ということは、緯度でいうと日本の奄美群島あたり。面積は3万355km2で、四国の約1.6倍である。この国のユニークなところといえば、国土のすべてが南アフリカ共和国の中にすっぽりと入っていることだろう。このような国はレソト王国以外ではバチカン市国、F1で有名なサンマリノ共和国(どちらもイタリアに存在)の2つしかない。

 もう1つの特徴は、国土のすべてが標高1400m以上にあるということだ。世界の屋根、ヒマラヤのネパールやブータン王国、スイスやボリビアという山岳国にも標高が200m以下の低地があるのでレソトの特殊性が際立つ(マラソンが強そうだ)。そのレソトの最高峰はタバナントレニャナ山(3482m)でそれほど高くないが、高緯度のため冬には積雪もあり、国内にスキー場もある!

 レツィェ三世を国家元首とする立憲君主制をしいているが、国王に政治権力はなくあくまでも象徴であること、政治的には議院内閣制であるところは日本に似ているようだ。1990年代にはクーデターなどもあり治安の良くない時期もあったが、現在は非常に安定していて、アフリカ大陸でもっとも治安の良い国という指摘もある。これといった産業がない同国の収入源は南アフリカへの水の供給と観光。先に書いたスキー場だけでなく、馬を使ったトレッキングなどがヨーロッパでは有名らしい。森林はあまりなく、どちらかというと西部劇の舞台のような景色が続く。

西部劇の舞台のような景色が続く

 生物多様性的には森林が少ないこと、ライオンやゾウのような大型哺乳類がいないこともあって、それほど豊かではないけれども、恐竜の足跡の化石がほうぼうで見つかったり、伝統的文化も多く残っているなど、何かそそられる土地である。

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