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踊り場を打破するために「憧れ」と「実用」を

日系各社がデリーの自動車ショーで打ち出したもの

2012年1月16日(月)

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 今年で11回目を迎えたインドの「デリーオートエキスポ」は、2年に1度、新年早々に開催されている。2008年の前々回では、タタ・モーターズが10万ルピー(当時約25万円)の「タタ・ナノ」をセンセーショナルに発表。2010年の前回は、それまでは高級レンジを中心に市場展開をしていたトヨタが、インド戦略車として大衆向けの「ETIOS」を発表したことが注目を集めた。

 2012年のオートエキスポは「これが凄い」「これを絶対見るべき」というように頭抜けて注目を集めた出展物は乏しかったものの、世界の自動車メーカーや部品メーカーなど1500社が集った。と同時に、主催者は来場者200万人を目指すと発表した。前回までも混雑が問題になっていたものの、今回はどうやらそれを上回る来場者が見込まれている。

 インドの自動車市場は2010年に年間250万台(商用車のぞく)を突破。2011年には政府の金融引き締め策などの影響もあり一時は伸び悩みを見せたものの、基本的には自動車大国に向けて右肩上がりの成長トレンドが続いている。今後のインドの自動車市場を見通すそうと、大混乱を懸念しつつも、今年も会場に足を向けた。

 1月6日金曜日、開催2日目のメディア・特別招待日に行ってみました。入口はさほど混んでおらず5分程度並ぶくらいで入場はできたのですが、中に入ってみると、ヒトの山。そもそも主催者側は混雑の状況を見て入場制限をかける、というようなことを発表していましたが、メディア・特別招待日ですら既に入場制限かけてもいいんじゃない?というくらいの入場者数。さらに、よく見ると、子供とか家族連れなど明らかにメディアや企業関係者でない人たちも多い。

 会場はプラガディ・マイダン。デリー市内にある、東京ドーム1.3個並みの敷地に16個のホールが立ち並ぶデリー最大のイベントスペースです。あちこちに会場マップのようなものは存在しますが、どの建物にどこの企業が入っているかは行ってみるまで分かりません。

[オートエキスポ会場マップ]パビリオンは色分けされていて、どこにどんな種類の展示がされているかは大まかには分かるようになっています。ですが、どの建物にどのメーカーが入っているかは表示なし。現在地が記入されていないものも多く、迷子が続出していました。

インドといえば「マルチ」

 まずはインド最大の自動車メーカー、マルチ・スズキ・インディアのブースへ。ちなみにマルチ・スズキは、日本のスズキの子会社ですが、インドではマルチ・スズキはあくまで「マルチ」。日本のスズキ自動車的なイメージは薄いです。そんなマルチですが、インド国内40%強というトップリーダーらしく、1社で1つのホールを占有しています。

[マルチ・スズキの展示棟]巨大な1つのホールを1社で借り切りっています。場所もよく、ゲートを入ってすぐのところです。

 入るとヒト・ヒト・ヒト。マルチ・スズキのブースの目玉はMPVと小型SUVらしい。その姿を探しに行きますが、ヒトがあふれていてどこに何があるのかよく分かりません。

[マルチ・スズキの小型MPVのERTIGA] 大人気でこの人だかり
[SUVコンセプトのXAα]いかついフェイスがインド人好みな感じです。ちなみにインドでは、赤いクルマが人気です。これまで小型車中心のラインナップだったマルチ・スズキはSUV、MPVなど大型化の波に乗れるのでしょうか
[スズキのバイク]スズキは、同じ展示棟の中に車だけではなく、バイクやスクーターも展示をしています。スズキの2輪は残念ながらインドではまだあまり強くないのですが、4輪と一緒に展示することで一緒に見られる一石二鳥でしょうか。またバイクのコンパニオンを撮影する人も実は多い

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「いつかは大国? 動き始めたインドの自動車市場」のバックナンバー

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「踊り場を打破するために「憧れ」と「実用」を」の著者

繁田 奈歩

繁田 奈歩(しげた・なほ)

インフォブリッジグループ代表

大学時代にインドを放浪し旅行会社を設立。調査会社インフォプラント設立に加わり、中国子会社を立ち上げる。その後、インフォブリッジを設立して独立。中国とインドで調査・コンサルティング事業を展開

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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