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「空飛ぶ電車」ピーチに乗ってきた(前編)

初の「日の丸LCC」、営業就航初便を最速レポート

2012年3月1日(木)

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 3月1日、朝7時30分。少し霞がかった大阪の空に、鮮やかな桃色の機体が飛び立った。地上スタッフたちが手を振るなか、機体は朝日を浴びながら高度を上げていく。機体が浮いた直後、機内ではぱらぱらとした拍手が起こった。

 日本初の本格LCC(格安航空会社)、ピーチ・アビエーション。初めての営業就航を迎え、札幌(新千歳)へと離陸した。

 「日本の航空業界にとっても新しい時代の幕開け。今、私たちは歴史的節目に立ち会っています」――。この日、朝6時に報道陣の前に現れたピーチ・アビエーションの井上慎一CEO(最高経営責任者)は誇らしげに、こう話した。

 日本初のLCCが、ついにサービスを始める。これを見届けるため、当日は明け方から多くの報道陣や航空機ファンなどが詰めかけていた。

初の営業就航となったピーチ・アビエーション(カメラマン:水野浩志、以下同)
機体はエアバス社のA320で180人乗り。出資元でもある全日本空輸(ANA)は166席。ANAよりもシートの前後の間隔を狭くすることで、乗客数を増やした
客室乗務員もピーチ・アビエーション側で新たに採用。9割が他業種からの転職だといい、たばこ店の看板娘のようなサービス業に向く人材を選んだという
当日、報道陣を前にピーチ・アビエーションの井上慎一社長は「電車のような航空サービスを提供する」と意気込んだ
3月1日朝、関西国際空港から飛び立ったピーチ・アビエーション。初便はMM101便で、MMは「桃」の略だという

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「「空飛ぶ電車」ピーチに乗ってきた(前編)」の著者

日野 なおみ

日野 なおみ(ひの・なおみ)

日経ビジネスクロスメディア編集長

月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・運輸業界や小売業界などを担当。2017年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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