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第4回 「避難に勝る防護なし」とはみんな分かっていたはずだ

2011年6月14日(火) 岩手県釜石市唐丹町小白浜にて

2012年3月12日(月)

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 「ここの集落は壇上になっているだろう。昭和の津波ではあの石段まで、明治はその一つ上の段、そして今回はあのはるか上だ」
 キャンパスを向かっていると、通りかかった地元の人が、そういって15mほど上の高台を指差した。
 ここ釜石市唐丹町は、過去にも津波で甚大な被害を受けている。特に明治三陸地震では町民2800名の約8割が命を失ったとされる。

 そのため津波対策が積極的にとられた場所で、その象徴が堤高12.5mの大防潮堤だった。この高さは、普代村に次いで国内2番目の高さだったという。それがこの港町を守るはずだった。

 「1回目の津波で防潮堤を越えた水が根元へ滝のように注ぎ地盤をえぐったんだ。その次の大津波ではあっというまさ。防潮堤ごと流されて街は洗濯機の中みたいになっちまった」
今回の津波でこの唐丹町での津波遡上高は28mにも及んだ。

「長城の崩壊」(岩手県釜石市唐丹町小白浜)

 当時の写真が手元に残っている。

唐丹町大防潮堤(2011年6月)

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