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元西武、工藤公康投手も意気に感じた「復カツカレー」の温かさ

「頑張りましょう、一緒に」――宮森宏和さん(ゴーゴーカレーグループ代表)

2012年3月27日(火)

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 東日本大震災から1年がたった。被災者たちは「復興者」になるべく、新たなる一歩を歩み出した。

 3月14日の夜に千葉東方沖で地震が発生し、ひさびさにケータイの緊急地震速報が鳴った。ドキッとされた方が多かったに違いない。そう、他人ごとではないのである。地震列島の日本に住む限り、いつ自分が被災者になっても不思議ではない。だからこそすべての人がいま一度、震災を振り返ってほしい。そして、引き続き支援を続けようではないか。小さなことでいい、無理はしなくていい、できることを続けよう。

 この連載では1年たった今もなお被災地への支援活動を笑顔で続ける心優しき人たちを“心人(こころびと)”と呼ぶ。そんな彼らにスポットを当てることで、その活動を少しでもサポートできれば幸いである。

ゴーゴーカレーグループ代表の宮森宏和さん。カレーと野球をこよなく愛する、カリスマ経営者だ。同郷のメジャーリーガー、松井秀喜選手をリスペクトしており、同選手の背番号の55(GOGO)にこだわる。ゴーゴーカレーグループが展開する国内37店舗、海外6店舗(ニューヨークやシンガポールなど)の電話番号には、かならず数字の55が入っている。各店舗がオープンした記念日には、カレーを1杯55円(NY店は55セント)で提供する。大行列ができることで有名だ。

 第3回で紹介する熱き心人は、金沢カレーブームの火付け役で、カレーショップ「ゴーゴーカレー」でグループ代表を務める宮森宏和さん(38歳)だ。金沢カレーとは、金沢市を中心とする石川県のカレー店が出しているカツカレーのこと。そのドロッとした、濃厚かつコクのあるルーに、カラっと揚げたカツと付け合わせの千切りキャベツがマッチする。多くのカレーファンを虜にしている。

 「ゴーゴーカレー」は、黄色のド派手な看板に、ゴリラのロゴマークのお店と言えば、思い出す読者もいるのでは。店先からは「ゴーゴーカレー、ゴーゴーカレー…」と、一度聞いたら忘れられないテーマソングが常に流れている。

店を開き続け、帰宅難民に貢献

 2011年3月11日、宮森さんは「ゴーゴーカレー」の工場がある石川県の金沢市にいた。虫が知らせたのか。ミーティングの合間の15時頃に東京・新宿にある東京本部に連絡をしたところ、直前に大きな地震があったことを知った。とり急ぎ、全店舗が無事かどうか確認するよう指示したそうだ。

 幸い、どの店舗にも被害はなかった。多くのファーストフード店やファミリーレストランが早々に閉店する中、関東エリアにある「ゴーゴーカレー」は通常通り、閉店時間の午後10時55分まで営業し続けた。腹をすかせた多くの帰宅難民の役に立った。ゴーゴーカレーグループのモットーである「すべてはお客様の元気のために」をまさに実践したのである。ちなみに、これは本部からの指示に従ったのではない。各店舗の店長が自ら判断したというのだから恐れ入る。各店長に対する日ごろの教育の賜物だろう。

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