• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

“閉ざされた国”ミャンマーは、なんとホテルも飛行機も満杯

第1回:アジアで最もチャンスが残る国へ、詰めかける世界のビジネスマン

  • 野村 修一

  • 木村 義弘

バックナンバー

2012年4月20日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

民主化に弾みがつき、投資先として世界から注目を集めているミャンマー。日本企業の関心も急速にたかまっているものの、まだ進出事例は限られている。まず、同国の市場性についてまとめる。現地で日本企業の進出をサポートしてきたデロイト トーマツ コンサルティングのメンバーがミャンマーのビジネスチャンスについて語る。

 日本において馴染み深い東南アジア諸国。その中で、“The Last Piece of Sweet Cake”(おいしいケーキの最後の一切れ)といわれる国・市場がある。最近話題で持ち切りのミャンマーだ。

 4月21日には、テイン・セイン大統領が来日する予定である。逆に、日本からも、今年1月に枝野経産相がミャンマーに訪れたのは記憶に新しい。

 日本でも大手企業を中心に動きが加速し、相次いで現地事務所を設立している。今年1月に丸紅がヤンゴンに加えて首都ネピドーに事務所を開設したことを皮切りに、今後のインフラ需要を見込んで三井物産も同じく首都ネピドーに事務所を新設、クボタなどのメーカーも事務所を開設した。先日、スズキやホンダもミャンマー進出を検討していると報道された。投資に向けて、独立行政法人日本貿易保険(NEXI)も貿易保険の引受を拡充した。ヤンゴンにある日系企業向けのオフィスビルは既に満室だ。

 タイのバンコクからヤンゴンに向かう飛行機はほぼ満席で、なかなか席の予約ができないほど。乗ってみるといろいろな国のビジネスマンの姿が目立つ。

 しかし、本当にミャンマーにはビジネスチャンスがあるのか。課題・リスクは何なのか。一過性のブームで終わるのか。3回にわたる本連載では、実際にミャンマーを訪れ、現地の空気を味わったコンサルタントとして「今のミャンマーのリアル」をご紹介していきたい。

これからはミャンマーの時代?

 「今はミャンマーの時代だ。だからミャンマー進出だ!」そんなことを言うつもりは全くない。思いつきのような新興市場参入は、言わずもがな失敗の轍を踏む。「いったい、ミャンマーにはどんなビジネスの芽があるのか」、まずはそれを一緒に考えたい。

 私たちが考えるに、ミャンマーの可能性を示す要素は大きく3つある。

 まず1つ目は、ミャンマーの人々の労働力だ。人口は6000万人を超え、若年層も多く、安価な労働力を獲得できる。

 2つ目は、ミャンマーそのものの市場性である。国家の成長とともに、インフラ整備も進められ、あらゆる市場が拡大していくだろう。

 そして3つ目は、ミャンマーの地政学的位置だ。今後の世界の成長市場である中国とインドの狭間であること。そして、日系企業の集積するインドシナ半島にあり、インド洋に面した西の玄関口となりうること。地政学的にこの2つの点は、ミャンマーを語る上で重要なポイントとなろう。

ミャンマーの地政学的な位置は興味深い

コメント2

「ニッポン企業のための新興国ガイド~ミャンマー編」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

意外なことに、伝統的な観光地が 訪日客の誘致に失敗するケースも 少なからず存在する。

高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員