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激録・オオサンショウウオ夜間調査

日本ハンザキ研究所(1)

2012年4月23日(月)

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 国の特別天然記念物でありながら、その生態がほとんどわかっていなかったオオサンショウウオ。自分がかつて勤めていた水族館で、オオサンショウウオの水槽の前で子どもたちによく聞かれた「これは何歳?」「何年生きるの?」などの素朴な疑問に答えようと研究をはじめ、ついには「日本ハンザキ研究所」を作ってしまった栃本武良さんの研究室に行ってみた!(野生のオオサンショウウオを撮影した貴重な動画もあります)

 兵庫県朝来市生野町、市川上流の渓流を歩く。それも夜、大きなライトを手にし、胴長を着た重装備である。

 先導するのは日本ハンザキ研究所の研究員、田口勇輝さんで、片手にライト、もう一方の腕では雨樋のような器具と大きなたも網を脇に挟んでいる。

(写真:的野 弘路、以下同)

 ライトで、水面下を照らしては、河床の陰影の間に、ある生き物の姿を探す。

 ぼくが持っているライトでは、水面下でゆらゆら漂いまどろんでいるらしいカワムツやアマゴ、水底にへばりつくカワヨシノボリなどが見えた。

 やがて、田口さんが岩の下に何かを見つけたようで、たも網をぐいっと差し込んだ。

 何度か角度を変えて、岩の底をさぐり、ゆっくりと網を持ち上げた。

「いましたよ」とさりげなく言う。

 中には、重量感のある生き物が、捕らえられていた。

 オオサンショウウオだ。

(動画撮影:川端裕人)

※文化庁の許可を得て調査しています。

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「激録・オオサンショウウオ夜間調査」の著者

川端 裕人

川端 裕人(かわばた・ひろと)

文筆家

1964年、兵庫県明石市生まれの千葉育ち。日本テレビの記者を経て作家に。『夏のロケット』が第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、「SFマガジン」で「青い海の宇宙港」を連載中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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