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中国人を惹きつける愉快な“つぶやき”

20人の機動部隊が支える、トップシェア「デュレックス」の微博(ウェーボー)

2012年4月26日(木)

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 中国では、「杜蕾斯」という名前の会社が最近、業績を伸ばしている。2011年の中国での売り上げは前年比50%増で、まさにうなぎ上りの勢いだ。

 杜蕾斯は中国語で発音すると「ドゥーレイス」。とても響きが良い。この3文字の組み合わせもとても良い。なんとなくロマンチックで、カワイくて、カッコいい。そんな感じの名前だ。実は、「デュレックス」というイギリス生まれの世界最大のコンドームメーカーの中国語名である。同社は中国でコンドーム市場の30%のシェアを持ち、名実ともにNO.1である。杜蕾斯の知名度も抜群である。

 人口は日本の13倍。そして日に増して自由なムードが高まっている中国。あまり大きい声で言うような話ではないが、中国ではデュレックスが所属する分野は非常に大きなマーケットになっている。デュレックスが中国でどれだけ大きなビジネスになっているのかも容易に想像できよう。

 しかし、商品そのものは大っぴらに宣伝しにくい。特に中国のようにメディアに対する規制の厳しい国では、政治がらみや風俗がらみの話は基本的にタブーとなっている。少しでも「風俗」や「ポルノ」関連と思われれば、すぐに取り消されてしまう。一歩間違えれば、せっかくの広告投資はすべて水泡になってしまいかねない。

 デュレックスはこうした制約を受けながらも、巧みに消費者とコミュニケーションをとっている。それが、中国でのNO.1の地位を実現させたのだろう。同社の活動は、テレビなどのマス広告をあまり使わずにファンを増やすという意味で、広告宣伝費の制約を受けている日本企業の中国展開にも大いに参考になるはずだ。

杜蕾斯の中国語「微博」トップページ

中国人がネット口コミに頼るワケ

 中国社会は、全体的にはまだ20~30年前の日本のような状況だ。しかし、ところによっては日本より進んだ部分もある。一例はインターネットの世界だ。ネット人口はすでに日本の総人口の5倍まで膨れ上がり、さらに毎年数千万人規模で拡大している。ネットコミュニケーションにおいても、日本を超える勢いで拡大している。

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「中国人を惹きつける愉快な“つぶやき”」の著者

徐 向東

徐 向東(じょ・こうとう)

CM-RC.com(株)中国市場戦略研究所 代表

北京外国語大学講師、日経グループ企業の首席研究員、上海事務所総監、コンサルティング会社の代表などを経て、2007年から(株)中国市場戦略研究所(cm-rc.com)と上海CMRC代表。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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