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「復興」「エネルギー」の視点で歩いたアースデイ東京

被災地からの新製品に感心、根付くエコ活動に安心

  • 井上 雅義

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2012年5月2日(水)

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 2012年4月21~22日に「アースデイ東京2012」が東京・渋谷の代々木公園をメーン会場に開かれ、2日間で約11万人が訪れた。4月22日のアースデイは、地球環境の幅広い議論を深めようと1970年に米国で始まり世界各地に広まった。1999年に国連総会で採択された国際イベントだ。

久しぶりに外で遊んだ福島の小中学生

 今年のアースデイ東京の目玉企画は、福島県の小中学生約170人を招いた「福島こども保養ツアー」だ。福島では放射線を避けるため野外活動を控えている。そこで市民団体と市町村などが協力して週末に県外に旅行する取り組みをしている。

 アースデイ東京に合わせて、2泊3日の日程でアースデイのイベントに参加したり、東京の郊外を見学したりした。交通宿泊費は基本的にアースデイ東京2012実行委員会が負担し、参加者は1500円の参加費を支払う。

 会場には子ども向けのワークショップやゲームが多数用意されている。数人ずつのグループに分かれた子供たちは、自分たちで自由に選んだイベントに参加した。環境について遊びながら学べる機会でもある。野外音楽のコンサートなども楽しんだ。

 「大災害と原発事故を目の当たりにして、地球環境に対する興味を持つ小中学生が増えたと思う」と福島から引率したボランティアの1人は言う。

福島県郡山市と白河市の小学4年生の児童たちは「ごみ釣りゲーム」で遊ぶ、「福島こども保養ツアー」の参加者だ

 イベントを楽しんだだけではない。福島から首都圏への発信もあった。福島県の市民グループが連携して「リトルアースデイ with フクシマ」というブースを出展し、来場者たちに福島の現状を紹介し支援を訴えた。

 「子どもの未来を描けなくては福島の復興はできない。太陽光発電所の計画や菜種バイオ燃料生産の構想はあるが、多様な事業を総合化してエコタウン特区のような広がりと長期計画を立てたい。県内の市町村とNPOの連携は進んでいるが、県の対応が鈍い」とアースデイ・イン・福島の本田紀生・事務局長は説明する。

 「福島から積極的に発信することが復興には必要だ。世界から注目を集めている福島の復興を実現することは、日本の未来を拓く鍵になると思う。再生可能エネルギーや環境技術の最先端のエコタウンだけでなく、放射能の除染技術や原子炉の廃炉の技術も世界の主導できるのではないか」と、本田氏は意気込みを語る。「アースディ・イン・福島」は5月19~20日に福島市で開催する予定だ。

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