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FIT制度の買い取り価格案の問題点

「石炭混焼」に木材が流れてしまう危険性大

  • 泊 みゆき

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2012年5月11日(金)

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 連載第2回に、「林地残材でバイオマス発電」は邪道 FITを生かすも殺すも買い取り価格の決め方次第という、いささか挑発的なタイトルで書いたが、その買い取り価格がほぼ決まった。

 4月27日、経済産業省が開いた再生可能エネルギー電力固定買い取り価格制度(FIT)の第7回調達価格等算定委員会は、買い取り価格などをまとめた意見書案を了承した。今後、パブリックコメントを経て決定し、7月から施行される。

表:バイオマスの調達区分・調達価格・調達期間についての調達価格等委員会案

 昨年まで、買い取り価格は1キロワット時当たり15~20円と言われていたことや、ドイツなど他国の制度との比較からすると、高めという印象がある。特に、太陽光10キロワット以上が42円となったことで、関係業界が沸き立っている。バイオマスについても、固形燃料燃焼(一般木材)で25.2円、固形燃料燃焼(リサイクル木材)で13.65円などの案が示されており、太陽光と同じく当初の予想よりも高めになった。

 算定の根拠は発電事業者からのヒアリングだが、このヒアリング先をどのように決めたのか疑問がないではない。特にバイオマスでは、事業者を網羅する業界団体がない中で、複数の事業者からヒアリングすべきではなかったのだろうか。

トレーサビリティシステムをどうするか

 再生可能エネルギー電力関係者には、「高めでいいじゃないか。高くても国民負担がいくらか増えるだけだ」という認識がある。だが、バイオマスについては、それだけでは済まない。第2回で書いたように、他の用途との競合や、森林など生態系破壊につながる恐れがあるからだ。

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