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「自分を高める文章」を7ステップで書き上げる

他責の論理は入れてはならない

  • 好川 哲人

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2012年5月17日(木)

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 本連載で言う「持論」とは「経験から生まれ、行動を導いている方法論」を意味する。あなたが「持っている論」であるから、あなたの経験から生まれ、あなたの行動を導くものを指す。自分自身の成長のツールであって、万人に役立つ一般的な方法論のことではない。

 前回(『あなたの「持論」は文章に書けますか?』)は、持論の定義、持論が必要な三つの理由などを説明し、「持論を頭の中で考えるのは簡単だが、書いてみると簡単ではない。次回は持論を整理し、文字にする具体的な手順を説明する」と述べた。

 今回は、持論を作るためのプロセスを紹介する。具体的な手順を知り、自分で手を動かすことによって、持論とはどのようなものか、確たる認識を持っていただければと思う。

持論を書く基本プロセス

 まず持論を作るプリミティブ(根源的)なプロセスを説明する。極めて単純だが、持論作りを本格的に進める際にも、以下の4点が基本になる。

  1. 領域特定
  2. 持論を作る分野を明確に決めましょう。
  3. コツ抽出
  4. その分野であなたがコツだと思っているものを抽出して下さい。単語あるいは短文を箇条書きにしたもので結構です。
  5. 振り返り
  6. 列挙したコツにあなたが気づいた場面やそこに至る経緯を振り返りましょう。思い出したことを踏まえ、一つひとつのコツを説明する文章を書いて下さい。
  7. 一般化 
  8. あなたの経験に基づいて書いた説明を読み直し、多少一般化してみます。この際、他の人の持論やその分野の理論に触れてみるとよいでしょう。

 例を上げて説明する。著者はコンサルテーションやトレーニングを手がけている。研修の講師を務めることがしばしばあるので、この仕事を対象に持論を書いてみた。

  1. 領域特定
  2. 実践効果のある研修のインストラクション
  3. コツ抽出
  4. 「問いかける」「動き回る(受講生の中に入っていく)」「違和感を与える」
  5. 振り返り
  6. 「問いかける」はインストラクションの中でもともと実践していた。始めた目的は、問いかけることによってインストラクター(自分)に関心を向けてもらうためだった。やっているうちに、受講者と自分との距離感が縮まり、さらに受講者同士のコラボレーションが引き起こされることがあると気づいた。
  7. 一般化 
  8. 問いかける(研修中に受講者に問いかけることにより、受講者全員の関心がインストラクターに集まり、特定の受講者とインストラクターの対話に他の受講者が加わって、それぞれの経験に基づいた対話が生まれる。インストラクターの提示する知識に対して、自分や他者の経験に基づいて理解でき、実践的なレベルの知識習得が可能になる)

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