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駅で女性が買ってくれる「エキナカ」ドリンクを開発しました

JR東日本ウォータービジネス(後編)

  • 石田 雅彦

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2012年6月25日(月)

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オススメ商品とメーカーとのコラボ

 自販機を利用するお客のデータをおおまかに把握することができれば、リアルタイムで自販機から客へのアプローチも可能になる。前出の池袋「mediacure」は、JR東日本ウォータービジネスがサイネージ展開を模索した試みだったが、こうした流れの中、次世代自販機自体にコンテンツを入れる、という発想も出てくる。

「SuicaのIDデータを利用すれば、リピートのお客さまもわかります。ある一定の期間で何度、同じSuicaを利用していただいたかにより、3本買ったら1本プレゼント、といったキャンペーンも2012年4月から始めました(現在は終了)。お正月やクリスマス、バレンタインデーや母の日といった季節モノのコンテンツもできるのではないか、と考えています」

田村修社長

 自販機が高機能化している、と言われると、昔から当たり外れのクジなどのアミューズメント機能を備えたものはあった。また、マネー機能付きカードのポイントシステムもよくある。

 だが、実際に商品を販売する機器とカードのポイントとが連動したプログラム機能となると、この自販機以外にはちょっと思いつかない。さらに、これに広告機能や情報告知機能などがからめば、同社の試みには大きな可能性がありそうだ。

「朝型カテゴリーや午後型カテゴリーという時間帯による売れ筋、さらに季節やその日の天候や気温などによる需要予想などを加え、お客さまへオススメする商品を自販機のディスプレイに表示しています。これもまた季節ごとのイベントにも応じてコンテンツを変化させるようにしています」

 天気予報サービス会社のデータとも連動し、朝の気温と午後の気温の変化など、オススメ商品の提案をきめ細やかに行っていく、と田村氏は言う。

 早朝から深夜まで1日を6つの時間帯に、また気温も9段階に分け、自販機の前に立った客の性別や年代に応じたプログラム、というから実に細かい。また、このタイプの次世代自販機は、商品の購入後にモバイル連動機能でキャンペーンサイトを提案する、というようなこともできるのだ。

「ディスプレイは実際の自販機の棚を模していますが、従来の自販機におもしろみ、楽しさを加えていく、という発想です。お客さまが近づくとセンサーが感知し、オススメ商品にランプがついて知らせます。エキナカでは通過する人も混在するので、このセンサー機能には苦労しました。これまで設置した自販機からデータも蓄積してきましたので、それを生かした提案も考えています。もちろんお客さまの声を参考にして、こうしたアクションについてはこれからも改良改善を続けていきます」

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