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第1回 ずばり、宇宙天気予報とは

情報通信研究機構・宇宙環境インフォマティクス研究室【1】

2012年6月25日(月)

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天気予報を知らない人はいないけど、宇宙にも天気予報があることを知っている人は少ないのでは。でも、宇宙天気予報がないと困る人たちが、実はこの地球にはたくさんいる。日々、予報を発表し、そして、「太陽嵐」によるさまざまなキケンから人類の安全と安心を守る研究にいそしむ長妻努先生の研究室に行ってみた!!

 ある日の午後2時30分、東京都小金井市、小中学校や大学に囲まれた一角にたたずむ研究所にて。

 総勢10人ほどの研究員が様々なモニタ類に囲まれた1室に集まり、「宇宙天気予報」を発表するための打ち合わせをしている。字面から、ついSF? と思う人もいるかもしれないが、現在、毎日行われている日常的業務だ。

 その日の予報担当者が、あらかじめ用意してきた原案を読み上げ、異論があれば口を差し挟む。モニタ類で情報を確認し、議論をして、決定版に落とし込んでいく。

(写真=藤谷 清美、以下同)

 結果、公表されることになった「宇宙天気予報」は下のようなものだ。耳慣れない言葉が出てくるかもしれないが、分からなければ飛ばしてざっと見てほしい。

──はじめに概況です。太陽活動はやや活発でした。今後ともやや活発でしょう。プロトン現象は発生していません。今後ともプロトン現象は発生しないでしょう。地磁気活動は静穏でした。今後はCME現象のため、やや活発となるでしょう。短波伝搬状態は安定でしょう。デリンジャー現象は起きないでしょう。

──太陽活動です。○月○日0時現在、太陽面には南15度、西25度にやや活動的な領域があります。また、南18度、東14度にやや活動的な領域があります。2012年○月○日以降、大きな太陽フレアは起きていません。

──地磁気活動です。2012年○月○日以降、地磁気嵐は起きていません。プロトン現象です。2012年○月○日以降、プロトン粒子の増加は起きていません。

「宇宙天気予報」はここ「宇宙天気予報センター」で日々決定、発表されている。
2012年6月号特集「太陽嵐の衝撃」

本誌では宇宙天気予報の対象である太陽嵐の最前線をレポートしています。フォトギャラリーもあるWebでの記事の紹介はこちら。ぜひあわせてご覧ください。

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「研究室に行ってみた」のバックナンバー

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「第1回 ずばり、宇宙天気予報とは」の著者

川端 裕人

川端 裕人(かわばた・ひろと)

文筆家

1964年、兵庫県明石市生まれの千葉育ち。日本テレビの記者を経て作家に。『夏のロケット』が第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、「SFマガジン」で「青い海の宇宙港」を連載中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官