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ユーロ、下落局面は終了か

ユーロ圏の対内対外証券投資

  • 山本 雅文

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2012年6月18日(月)

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下がり続けたユーロが転機を迎えるとの見方が浮上している。スペインの銀行救済で売りが一巡するとの読みがある。ただ、経済の実態は弱く、反発力には乏しい展開になりそうだ。

 ユーロが荒い値動きを続けている。6月上旬には1ユーロ=95円台まで円高が進んだが、その後は一時100円の大台を回復した。言うまでもなく、欧州連合(EU)のユーロ圏財務相が緊急電話会議を開き、スペインに対し最大1000億ユーロ(約10兆円)規模の支援を表明したことが効いた。

 では、データの裏づけである資金の出入りはどうなのか。右グラフは、ユーロ圏内外の投資家がどのように資金を動かしているかをまとめたものだ。

ユーロ圏、実は資金流入続く

 欧州危機に見舞われ、資金が逃げ足を速めているというのが大方のイメージではないか。だが、実態は違う。

 月によって変動はあるが、総じて見れば資金流入が続いている。このグラフには掲載していないが、経常収支に証券投資、直接投資を合計した「広義の基礎収支」も、それほど大きなマイナスではない。

 これをどう解釈すればよいのだろうか。スペインやイタリア、ギリシャなど信用力に劣る国々の国債が売られたのは確かだが、資金の大部分はドイツやフランス国債にシフトしたと考えられる。

 産油国などがドルを過度に保有している状況は変わっていない。外貨準備の分散を進めなければならない中、流動性や金融商品の多様性などを考えると、ユーロの位置づけが大きくは変わらなかったのだろう。6月初めまでのユーロの下落は、投機筋の動向に影響を受けた公算が大きい。

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