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「モモヒキではなぜダメなのか」

「ステテコバー」を考案したユニクロに聞く

2012年6月29日(金)

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オヤジアイテムの代名詞「ステテコ」の専門フロアが、ユニクロ銀座店に登場した。同店には「ステテコバー」も登場、ステテコを履いたイケメンバーテンダーが微笑みながら接客する。保守的だった男性下着に革命の兆しだが、ユニクロの予測に反し、ステテコに熱い視線を送るのは若い女性たちだ。
(聞き手は鵜飼 秀徳)

 憚りながら、白やピンクの光を放つ女性下着売り場に紛れ込むと、バラエティに富んだラインアップに驚かされる。一方で、男性下着コーナーといえば、機能や実用重視の揃えで、面白味に欠ける。

 本格的な夏の到来を前に、ユニクロが「ステテコ」の販売に乗り出した。同社世界最大の店舗、銀座店の10階フロア丸ごとがステテコ売り場。「ステテコバー」と称するコンシェルジュカウンターも設け、専門スタッフ(バーテンダー)が対応する。

 「今、なぜ、ステテコなのか」「どうして、モモヒキではダメなのか」――。銀座店で、ユニクロのスタッフに聞いてみた。

ユニクロ銀座店では、ステテコバーテンダーのお兄さんが対応してくれる(写真:後藤 麻由香)

ユニクロ:実は 2008年頃から、ステテコは静かなブームになっていました。汗を吸収し、快適にスーツが着こなせるインナーアイテムとして、ファッション性の高い商品が市場に現れ出したのです。

 そして昨年、震災後の節電を背景に、下着としても、ルームウエアとしても快適に過ごせるアイテムを作れないかと、ユニクロでは「ロングトランクス」という名前で売り出しました。 わずか9種類の色柄しか出さなかったのですが、すぐに売り切れ、反響がもの凄く大きかったのです。

 「どうやって履くの?」「正しい履き方を教えて」とのお客様からの質問を受け、それならと、今年は最終的には約80色柄をご用意する予定です。今年からは「ステテコ(STETECO)」となじみのある名称に変えました。

 専門のスタッフが正しい履き方をご案内しながら、販売してゆく手法を今年からとっております。銀座店では、「ステテコバー」を設置し、より高度なステテコに関するアドバイスを「バーテンダー」がご案内いたします。

 店内を見回すと、映画「スパイダーマン」のデザインや、アロハ柄をあしらったグラフィカルなステテコがずらりと陳列してある。シャツとコーディネートすれば、一見、下着には見えないが、「前開き」できるようボタン1個付いた「窓」がある。ユニクロは「外出もOK」というが、本当に大丈夫なのか。着こなしを聞いてみた。

ステテコの発売は7月中旬までを予定。約80種売り出す(写真:後藤 麻由香)

ユニクロ:はい。そもそも、ステテコは履いて外に出られるよう開発しました。ビジネスパーソンが帰宅してスーツを脱ぎ、そのままルームウエア姿になれますし、コンビニくらいの買い物であれば大丈夫でしょう。現に、私(ステテコバーテンダー)もこの姿で接客しておりますし、近所にも出ています。リゾート地などでもファッショナブルにお使いいただけそうです。

 確かに、下着と外出着との境界は、「前開き」か「前閉じ」かで、一線が引かれるでしょうね。旧来の白くて透けるステテコで外に出ればまずいでしょうが、ユニクロのステテコは、透けませんから大丈夫です。一見すれば、普通の短めのズボンです。

コメント4件コメント/レビュー

女性用は考えてません!って、それでいいのかユニクロ。みすみす需要があるのに切り捨ててるようなものだろう。男も女も涼しい部屋着は欲しい。女物の柄や、カラーがあったらみんな買うぞ。シマムラの開発担当さん、チャンスですよー。(2012/06/29)

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「「モモヒキではなぜダメなのか」」の著者

鵜飼 秀徳

鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)

ジャーナリスト、浄土宗僧侶

1974年生まれ。成城大学文芸学部卒業後、報知新聞社会部記者を経て、日経BP社に移籍。日経ビジネス記者、日経おとなのOFF副編集長などを歴任後、2018年に独立。浄土宗僧侶の顔も持つ。正覚寺副住職。佛教文化学会会員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

女性用は考えてません!って、それでいいのかユニクロ。みすみす需要があるのに切り捨ててるようなものだろう。男も女も涼しい部屋着は欲しい。女物の柄や、カラーがあったらみんな買うぞ。シマムラの開発担当さん、チャンスですよー。(2012/06/29)

先日のこと。 私「なんでパッチ履いてんねん」 妻「これはレギンスよ」 (迷亭寒月)(2012/06/29)

あまりにも自明な問いのタイトルに惹かれ、全文拝読しました。ステテコを外出着として流行らせようというアパレル業界にも、それに踊らされる消費者にも驚きますが、記事もステテコ本来の魅力を全く伝えていない。私はいま、ビジネスカジュアルのスラックスのしたに、ステテコを履いている。カラーステテコが流行るずっと以前から愛用しており、スーパーの2枚組の安物に満足している。記者もその歴史で紹介されているように、モモヒキが防寒具なら、ステテコは夏の下着である。クールビズにはまさにピッタリで、一度穿いたらファンになる。素材も綿100%や麻混、ポリエステルの機能性素材もある。丈も膝上、膝下、その中間と、様々だ。私はそれら全てを試した上で、その日の天候や気温、行動予定などを考えて、ステテコを選んで穿いている。有名デパートの紳士服売り場にあるカラーステテコには興味がないが、自分好みのステテコを探して、スーパーのハシゴをする。ステテコ本来の魅力が分かれば、女性用のビジネスステテコがあって然るべき、と思うのだが・・・。(2012/06/29)

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