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大久保はネパール人コミュニティーでもある

学校創設が悲願

  • 藤巻 秀樹

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2012年7月3日(火)

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 東京・大久保といえば、誰もがコリアタウンを思い浮かべる。だが、ここには韓国人以外のアジア人も数多く住む。中でも最近急速に増えているのがネパール人だ。新宿区に住むネパール人は1100人。このうち約500人が大久保周辺に住んでいる。飲食店、食材店をはじめとする様々なビジネスを展開、同国人向けに新聞も発行している。ネパール人学校の創設にも動き出した。コミュニティーが大きくなり、日本に住む子弟の教育を充実させる必要が高まったためだ。

ネパール語新聞の1面トップは東電OL殺害事件の再審決定

 JR新大久保駅から徒歩4分。大久保通りから北側に伸びる小さな通りにネパール語新聞「ネパリ・サマチャー」の編集室がある。6月25日に訪れると、老朽化した住宅の1階の部屋でブパール・マン・シュレスタさん(38歳)が机上のパソコンに向かっていた。同紙は隔週刊。6月16日発行の最新号を見せてもらった。

ネパール語新聞で日本のニュースを担当するシュレスタさん
GMTインターナショナルのティラク・マッラ会長

 1面トップの記事は東電OL殺害事件の再審開始が決定し、釈放されたゴビンダ・プラサド・マイナリさんの記事だ。釈放を喜ぶ妻と二人の娘の写真が大きく載っている。「釈放は歓迎。でも彼が失った15年間は戻ってこない。再審での完全な無罪を信じている」とシュレスタさん。在日ネパール人にとって最も関心の高いニュースだけに、編集部内で異論なくトップ記事にすることが決まったという。

 ネパール語新聞は日本、ネパール両国の重要ニュースと在日ネパール人向けの生活情報で構成する。編集スタッフは本国にいる契約ライター3人を含む7人。シュレスタさんは日本のニュースのほか、広告・経理など編集以外の業務も担当している。

 同紙を発行するのはティラク・マッラさん(48歳)が会長を務めるGMTインターナショナルだ。マッラさんはネパールで高校教師をしていた。カナダに行ったのを機に外国に興味を持ち、1995年に来日。日本では当初、飲食店に勤めた。1999年から新聞の発行を始めた。最初の新聞はA4サイズ1枚で、希望者にファックスで流した。現在の新聞は8ページで、1面と8面はカラー刷りだ。

 GMTインターナショナルの本社は新大久保駅前を北に進んですぐのところにある。5階建て雑居ビルの2階だ。同じ階にはネパール居酒屋「モモ」が、1階にはネパールを中心に南アジアの食材を集めた店「バラヒ」がある。このビルには絶え間なくネパール人が訪れる。大久保におけるネパール人の集会所のような役割を果たしている。

新大久保駅近くの食材店「バラヒ」。2階に居酒屋「モモ」がある

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