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カーシェア初体験。2時間4分で4200円は、学生にはちょっと高い?

第10回:帰国生とgirlsをどう口説く

2012年7月12日(木)

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 みなさまごきげんよう。

 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 先週はトヨタ自動車の“超偉い方”N氏と食事に出かけて参りました。

 ご本人のお立場もありますからお名前や詳細な役職は書けませんが、ともかくマジで偉い。なんでお前のようなヨタ公がトヨタの大幹部と食事に行くのか、ですって?

 いや実はN氏、学生時代に私の家庭教師の先生だったのです。

 家庭教師と言っても受験のためのアレではなく、学校の勉強について行くためのソレであります。私は所謂エスカレーター式学校の“下から”組ですから、テキトーに流していれば難なく進学できる状況にありました。我が母校は最近でこそ厳しくなったそうですが、昔はいい加減なもので、ギリギリ最低限のことさえやっておけば大学までスルスルっと上げてくれた。しかし私はその“ギリギリ最低限のこと”すらできていなかったのです。

 「いよいよヤバい」という状況になって慌てて勉強しても最早手遅れです。何しろ散々遊び呆けていて勉強の基礎ができていないのですから、積み重ねが必要な数学や英語に関しては絶望的です。母親が担任の先生に呼び出され、「ヤマグチ君は上に上がれません。3年生をもう1度やるか、他の学校へ行く事を考えて下さい」と宣告され、いよいよ進退窮まった。その時、救世主のごとく現れたのが、当時東大の学生だったN氏です。

 何日か通って私の類稀なる低学力を確認するや、「過去問題3年分とクラスで一番出来る子のノートを借りてきて」と命じました。資料一式を手渡すと、「そこに座って漫画でも読んでいてよ」と言い、何やらカリカリと書き始めた。そして「今から広い範囲を勉強するのはムリがあるから、これだけを覚えよう」と一言。要するに超狭範囲のヤマを張ったのです。君がいくらバカでもA4用紙1枚くらいは丸暗記できるだろう、ということです。

 果たしてヤマは大当たり。的中率は実に90%でしたから見事なものです(スペルを書き間違えたりして点数は75点でしたが……)。

 N氏はその後優秀な成績で東大を卒業され、トヨタに入社された。私の方は大学に滑り込んでしまえばこちらのもの、とばかりに散々遊び倒した上にイカサマを重ねて“優”を13個も取って卒業し、平々凡々なリーマン生活を送っていました。

 ひょんなことから物を書き始めたのが2002年の9月から。クルマの記事を書くようになって、そういやNさんはトヨタだったなと思い出し、お名前をググってみると、何とトヨタの大幹部になっているではありませんか。強引にアポを取り、名古屋まで押しかけて食事をご馳走になり(世界の山ちゃんでした。あれは美味しかった)、それからまたしばらく間が開いた。

 トヨタには「マネジメント研究会」なる自主研究会があるのですが、そこで出版している小冊子の取材に、若くて優秀なT君が私のことを訪ねてきました。取材が終わり「ところでNさんって知ってる?」「知ってるも何も、僕のレポートラインの上の上の上の人です。ものすごく偉いです」「あのさ、Nさんは俺の家庭教師をしてもらっていたんだけど……」「ええ!Nさんが家庭教師を!よりによって、何であんたなんかの……」。それじゃということで今回の会食が実現したのです。

優秀なお2人と(Tくんもまたエゲレスの有名大に留学していた秀才です)大馬鹿野郎の私で楽しい会食。頭の良い人と一緒にいると自分まで頭が良くなったように錯覚してしまいます

 さてさて、ヨタは大概にして本編へと参りましょう。

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「カーシェア初体験。2時間4分で4200円は、学生にはちょっと高い?」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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