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実は外資規制がほとんどなく、グローバル企業がこぞって進出するトルコ

狙うは15億人、23兆ドル市場

  • 野村 修一

  • 冨永 公規

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2012年7月26日(木)

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 前回はトルコの活発な消費市場、小売市場についてご紹介した。平均年齢29.7歳という若さと旺盛な消費意欲、安定した経済に支えられたトルコ国内市場は非常に魅力的なものに映るが、多くのグローバル企業はそれだけに注目している訳ではない。
 今回は、少しマクロな視点に切り替えて、トルコという国がどういう位置づけにあるのかを考えてみたい。すなわち、周辺国を含んだ諸外国との付き合い方や貿易関係に目を向けてみる。

トルコドラマがアラブでブーム

 トルコでは日々数多くのテレビドラマが作られ、トルコ国内はもとより周辺のアラブ諸国・中央アジア諸国にも文化輸出されている。そして、それらアラブ諸国において大ブームとなっているものも多い。少し前の日本で一大旋風を巻き起こした韓国の「冬ソナ」をイメージしていただければ分かりやすいかもしれない。

 これはほんの一例に過ぎないが、トルコがアラブ諸国・中央アジア諸国に深く入り込み独自のネットワークを作り上げていることは周知の事実であり、各国のグローバル企業はこの点に魅力を感じるとともに熱い視線を注いでいる。こうしたグローバル企業の動きを知ることで、日本企業にもトルコ進出における何らかのヒントが見つかるのではないだろうか。

 まず、トルコの地政学的な重要度を確認しておきたい。トルコは、黒海と地中海に挟まれたアナトリア半島に位置し、西はギリシャ、ブルガリアと接し、東はイラン、イラク、グルジアなどと接している。古くからアジア、ヨーロッパ、アフリカの結節点として経済及び文化の交流に大きく貢献してきた。

 そして、現在においては、ヨーロッパと西アジア、中東、北アフリカといった広大なエリアをカバーすることができる重要な経済拠点となっている。トルコを中心に飛行機で3時間のアクセスエリアを考えてみたところ、非常に大きな経済圏を含んでいることがわかる。

 実に、人口にして約15億人(17カ国)、GDP(国内総生産)にして約23兆ドルの市場にアクセスすることが可能だ。その内訳は、欧州:6億6000万人・GDP 18兆3000億ドル、ロシア:1億4200万人・GDP 1兆2000億ドル、MENA:6億人・GDP 2兆4000億ドル、中央アジアコーカサス:8000万人・GDP 2300億ドルといった具合である。こうした経済圏の中心にトルコは位置しているのである。

トルコを中心とした経済圏イメージ

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