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アウディが落ちたワナ、その質問を待っていたんです

第14回:3チームのプレゼンをすべて見せます

2012年8月2日(木)

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 みなさまごきげんよう。

 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 3カ月にわたりお送りして参りました「慶大生と走りながら考える」。いよいよ今回で学生諸君からのリポートは最後となります。

 慶応大学のジョン・キム先生と、「何か面白いことやりたいスね」と食事をしながら話していたのが僅か5カ月前。そこからスタートへ向けての日経BP社(というか編集I氏)とアウディジャパン(というか小島誠広報部長)の動きは実に早かった。あれあれよという間に話がまとまり、学生諸君を巻き込んでのプロジェクトが本当に始動しました。

アウディ×慶応大学×フェルディナント・ヤマグチ×日経ビジネスオンライン

 こうして並べてみると、今更ながら何とも興味深い組み合わせです。
 3カ月もの長きに渡り、結構なPVが稼げるメディア上でアウディアウディと連呼されるのですから、その露出機会もまた結構なものなります。上手く回ればアウディのメリットは計り知れない。しかしヘタをすれば大恥をかくことになりかねません。学生諸君の実力や想像力は未知数ですし、何しろ不肖フェルディナントと組むという“最大のリスク”が横たわっている。アウディは一種の博打に出た、と見ることもできる。

 一方でキム先生とキムゼミの学生諸君の“負荷”もまた相当なものです。「格好いいクルマに乗り放題で好きなことを書けるのだから楽しいだろう」、なんていう理屈は1ミリも通用しません。何しろ彼らの多くは、“そもそもクルマなんかに興味はない”のです。

 徹夜で仕上げた論文が発表される度に、甘いのヌルいの実現性に乏しいのと、私はもとより読者諸兄からも徹底的にボコられるのですから、無垢な彼らにとっては相当なストレスです。大学は無論ゼミだけではありませんから他の勉強もしなければなりませんし、生活費を稼ぐためのバイトで忙しい学生もいる(慶應の学生がボンボンばかりだと思ったら、それは大間違いです)。

 しかし、やるからには結果を出さなければならない。何しろ名前どころか顔写真まで晒して書いているのです。ショボい論文を書けば、何十万人もの人に「ショボいヤツ」と笑われてしまう。そのプレッシャーたるや並大抵のものではありますまい。最後まで投げ出さずに本当によく頑張ったと思います。

 日経BPの方はまあ、私の“取り扱い”には慣れていますからね。特に問題もなく進めて来られたのだと思います。編集I氏のただ一つの心配は、私がキムゼミの女子学生にチョッカイを出さないかということでした。日経絡みの企画で女性問題が起きたりしたら、それはもう会社の看板に泥を塗りまくるとんでもない不祥事です。しかし彼の悩み全くの杞憂に過ぎませんでした。

 「フェルさんっておいくつなんですか?え?50歳!ヤダ。私の父親と同い年です」。なんて言われた日にゃ、不祥事もクソもありません。考えてみれば飲み会で酒を飲めない年齢の方もいるのですからね。対象年齢としては女子学生本人よりも、むしろお母様の方がターゲットたり得る訳でして……あれ?何の話でしたっけ。まあいいや。お母様方にはくれぐれもよろしくお伝え下さい。

 編集担当Iです。もう1つ、フェルディナントさんについては、締め切りに原稿が出てこないというリスクがありました。それも週に2回となると(涙)。
 さて、この投票も今回が最後になりました。先週の投票結果は、1位d’ora、2位domino、3位作ってあげたい彼ご班(彼ご班)でした。ここまでの累積ポイントは1位d’ora(☆×25)、2位彼ご班(☆×21)、3位domino(☆×20)となりました。
 今回は、各班とも7月26日に最終発表した案を掲載しております。彼らが実際にどのようにプレゼンテーションをしたかをじっくりとご覧いただき、最後の投票をお願いします。実は、某班から、最後だけ得点を倍にしてほしい、というお願いがありました。それではこれまでの投票の意味がなくなってしまうので、今回もいつもと同じく、1位には☆3つ、2位には☆2つ、3位には☆1つを送ります。記事の最後コーナーで投票をお願いします。

 さてさて、それではいよいよ“最後の審判”へと参りましょう。

 アウディジャパンによる審査は既に済んでおりまして、こちらのプライズは「作ってあげたい彼ご班(彼ご班)」が獲得しています。詳細はこちら。ですが読者諸兄からご投票頂くランキングの決着は未だついておりません。

最終発表に臨んだ3チーム。写真はdomino。(撮影:新関雅士)

 お題目を復習しておきましょう。アウディから与えられた課題は以下の通りです。「クルマへの興味、関心度が低い、かつ、オンラインメディアを身近に捉え精通する、将来的な潜在顧客である20~30代の若年層に、どのようにすればアウディに興味を抱かせることができ、かつブランディングできるか」。

 長いですね。早い話が「クルマに関心がない若い衆にどうやってアウディを知らしめるか」というものです。

 まずはd’ora(☆×25)からいきましょう。

コメント24件コメント/レビュー

この3つの案に車がアウディである必然性はあるのですか?世界一周はアウディ車の耐久性無しにはできない?15分200円のカーシェアリングはアウディ程度の低価格車でないと実現できない?帰国子女はアウディでないと修学旅行には行きたがらない?(2012/08/04)

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「アウディが落ちたワナ、その質問を待っていたんです」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

この3つの案に車がアウディである必然性はあるのですか?世界一周はアウディ車の耐久性無しにはできない?15分200円のカーシェアリングはアウディ程度の低価格車でないと実現できない?帰国子女はアウディでないと修学旅行には行きたがらない?(2012/08/04)

学生の皆さん、お疲れ様でした。連載が始まった当初はどうなることかと思いましたが、3チームとも素晴らしい内容に仕上がったと思います。学生の皆さんはこのゼミに参加しなければ経験できなかったような数々の貴重な経験をされました。そのことが今後の人生における財産になると思います。優勝できなかったチームの皆さんは今感じている悔しさを忘れないで下さい。この提案書作りに真剣に取り組んだ人ほど悔しさは大きいと思いますが、それでいいと思います。悔しさを強く感じることができる人ほど大きく成長できるのですから。この最終回にも多くの読者から厳しいコメントが書かれていますが、これは今に始まったことではなく「最近の若いやつはレベルが低い」という評価は人間の長い歴史の中で千年以上前から繰り返されていることです。つまり「全然ダメ」と言っている方も、かつて先輩から同じコトをいわれた経験を持っているわけです。あまり気にしなくてもいいと思います(笑)。ただし、社会に出ればこのような評価が待っていることは知っておいて損はないと思います。長所を見て褒めてくれる人もいれば、欠点ばかりを見る人もいるということです。「批判を素直に聞く」ことと「厳しい批判に必要以上に傷つくことなく、時には聞き流す」こととのバランスをうまく取っていただきたいと思います。皆さんの今後の活躍に期待します。あっ、ウチの会社に入社してくれると嬉しいです。(2012/08/03)

「dominoがこの案を発表してから、それを追いかけるようにトヨタとBMWが参入を発表してきたじゃないですか。」この文が全てですね。どのチームも「なぜトヨタやBMWではなくアウディなのか」という問いには回答しないまま、ハイサヨーナラで流して終わり。(2012/08/03)

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