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五輪代表、スペイン戦とモロッコ戦で異なった無失点の“理由”

準々決勝エジプト戦に向けた関塚ジャパンの課題は

2012年8月3日(金)

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 8月1日(現地時間)、英コベントリーで行われたオリンピック・ロンドン大会の男子サッカー1次リーグD組最終戦。関塚隆監督率いる日本サッカー五輪代表は、第2戦から5人のスターティングメンバーを入れ替えてホンジュラスに相対した。

 日本は引き分け以上でグループ1位通過、ホンジュラスは日本に勝てば1位、引き分けなら2位という状況の中、結果は0―0のスコアレスドロー。日本は最終的に2勝1分けの勝ち点7で、D組1位通過を果たした。8月4日の決勝トーナメント初戦(準々決勝)では、C組2位で勝ち上がったエジプトと対戦する。

 大会前は、1次リーグの組み合わせに加え、メンバー選考の難航や強化試合の芳しくない結果から、前評判が高かったとは言い難い関塚ジャパン。しかし蓋を開けてみると、7月26日にスペイン、7月29日にモロッコを、ともに1-0で破り、早々に決勝トーナメント進出を決めた。五輪では2004年アテネ大会、2008年北京大会と1次リーグ敗退が続いていたため、決勝トーナメント進出は2000年シドニー大会以来12年ぶりとなる。

 間近に迫った準々決勝を前に、1次リーグ突破を決めた2試合をデータに基づいて改めて検証してみよう。2試合を通じ、俊足フォワードの永井謙佑の活躍を勝因に上げる向きが多い。しかし私は、スペイン、モロッコを無失点に抑えたことが最大の勝因と考えている。

「これしかない」という勝利のシナリオを見事に実践

 スペインについては、ホンジュラスにも負けて1次リーグで敗退したことから、そもそも優勝候補と言われるほど強くなかったのでは、といぶかる声もあるようだ。

 しかし、下の表から分かるように、ボール支配率は日本が32.4%、スペインが67.6%。パス総数も日本の323本に対しスペインは約2.8倍の893本。試合の主導権はスペインが完全に握っていた。

 23歳以下主体の五輪代表といえども、スペインのメンバーは欧州のビッグクラブ所属の選手が多く、彼らが展開したサッカーはフル代表とほぼ同じスタイルだった。

  日本 スペイン
ボール支配率 32.4% 67.6%
パス総数 323 893
パス成功率 71.5% 86.2%
ショートパス数 167 501
ショートパス成功率 74.9% 89.2%

※この記事の図表のデータはすべてデータスタジアムの提供

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「五輪代表、スペイン戦とモロッコ戦で異なった無失点の“理由”」の著者

永野 智久

永野 智久(ながの・ともひさ)

スポーツアナリスト/アンドスポーツ代表

「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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