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「近くの他人」より「遠くの親日国」を生かせ

日本企業は今こそブラジルの「片思い」に応えよう

  • 邉見 伸弘

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2012年9月7日(金)

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 ロンドンオリンピックの熱狂は終わった。4年後の2016年、次の夏季オリンピックはブラジル・リオデジャネイロで開催される。ロンドンオリンピックの閉会式でもブラジルのサンバが印象的だった。

 ただ、「ブラジルのイメージは」と問われても「アマゾンのジャングル」「サッカー」「リオのカーニバル」「ボサノバ」といったステレオタイプなものしか思いつかないのも事実だろう。経済については、BRICsの一角、新興国の雄としてこの10年ほど話題に上ることは増えたものの、日本からほど近い中国や東南アジア諸国の新興国と比べると、やはり具体的なイメージがつかみにくいようだ。その印象を日本の企業人に聞いても「まだまだ貧しい国、治安の悪い国」というイメージで語られることも多い。そもそもブラジルがどんな国なのか、想像すらつかないとう声も聞く。

 実は私も、仕事で南米を訪れるまではそんな漠然としたイメージしか持っていなかった。しかし、実際に街を訪れてみて驚いた。サンパウロなどの大都市を歩くと、想像以上に先進国のような街並みが広がっている。ブラジルの一大ビジネスストリート、片側4車線のパウリスタ大通りには高層ビルが林立している。ブラジルを代表する企業や日系、欧米の外資系企業などをはじめ、大型高級ホテルも立ち並ぶ。その光景はニューヨークのマンハッタンを歩いているかのような錯覚を覚えるほどだ。

高層ビルが立ち並ぶサンパウロのパウリスタ大通り

エグゼクティブたちは摩天楼の間をヘリで移動

 サンパウロの路上でふと頭上を見上げると、たくさんのヘリコプターが行き交っている。

 ヘリコプターと言われて思いつくのは、救急ヘリかメディアの取材ぐらい。それ以外では、「バブル時代にはヘリでゴルフ場行ったわ」と昔を懐かしむ人たちや、「プロポーズや誕生日のお祝いのサプライズ演出用」に代表される「極めて特別なもの」というイメージしかなかった。だが、サンパウロでは違った。

コメント18件コメント/レビュー

■ブラジルで仕事をしたことがあるが、コラムのとおりである。日系人への信頼も非常に高く、親日度は想像以上である。国民一人ひとりが親日であるので、末端でのビジネスがスムーズに進むことが多く、これが意外とビジネス全体の成功への大きな助けとなる。■コラムとは少々話がそれるが、ブラジル以外に親日度の非常に高い意外な国がある。それはロシアだ。もちろん全員親日ということはあり得ないが、極めて親日的なロシア人が非常に多く驚くばかりである。■プーチン大統領をはじめとしてロシア人に親日家が多く反日が意外と少ない理由をロシア人に尋ねたことがある。ソ連時代から日本文化が多く紹介され興味を持つ者が多かった。冷戦時代は敵陣側ではあったが、原爆で米国の奴隷と堕ちた悲劇の国という扱いだった。カリーニングラード、クリミア半島などロシアの領土係争地はいたるところにあり、北方領土問題はその1つにすぎないこと。これらが主な理由だそうだ。■国民に根付く親日度から、日本周辺国である露、中、朝、韓のうちロシアが最も関係改善を成功させる余地が大きいのではないかと思う。(そして友好増進が最も困難なのは、日本に対するコンプレックスが骨の髄まで浸透している韓国ではないか。)(2012/09/10)

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■ブラジルで仕事をしたことがあるが、コラムのとおりである。日系人への信頼も非常に高く、親日度は想像以上である。国民一人ひとりが親日であるので、末端でのビジネスがスムーズに進むことが多く、これが意外とビジネス全体の成功への大きな助けとなる。■コラムとは少々話がそれるが、ブラジル以外に親日度の非常に高い意外な国がある。それはロシアだ。もちろん全員親日ということはあり得ないが、極めて親日的なロシア人が非常に多く驚くばかりである。■プーチン大統領をはじめとしてロシア人に親日家が多く反日が意外と少ない理由をロシア人に尋ねたことがある。ソ連時代から日本文化が多く紹介され興味を持つ者が多かった。冷戦時代は敵陣側ではあったが、原爆で米国の奴隷と堕ちた悲劇の国という扱いだった。カリーニングラード、クリミア半島などロシアの領土係争地はいたるところにあり、北方領土問題はその1つにすぎないこと。これらが主な理由だそうだ。■国民に根付く親日度から、日本周辺国である露、中、朝、韓のうちロシアが最も関係改善を成功させる余地が大きいのではないかと思う。(そして友好増進が最も困難なのは、日本に対するコンプレックスが骨の髄まで浸透している韓国ではないか。)(2012/09/10)

我社も南米、特にブラジルでは大きな成果を出しています。その根底には、経済発展にプラスして、親日感情が大きく影響をしているのですね。確かにウエルカムかつ、日本から学びたいという姿勢は強いです。その姿勢を今こそ私たちは学び、一緒に世界経済発展に向けて取り組んで行く時が来ているのかもしれませんね。(2012/09/09)

そんな親日なブラジル人達は日本に出稼ぎに来て、日本を嫌いになったりしていないでしょうか?今後も良い関係を続けたいですね。(2012/09/09)

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三品 和広 神戸大学教授