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日本代表、イラク戦で辛勝に終わった“真因”

アウェーが続く後半戦に向けて背負った新たな宿題

2012年9月18日(火)

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 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会出場を目指して、アジア最終予選を戦っている日本代表(A代表)。9月11日(火)には4戦目となるイラク戦が行われた。予選の今後の行方を左右する前半戦の大一番であったことに加えて、イラク代表の監督が、かつて日本代表監督を務めたジーコであることも話題となり、大きな注目が集まった。

 結果は、日本が前半にスローインのボールを受けた岡崎慎司が入れたクロスを前田遼一がヘッドで合わせた1点を守りきり、1―0で辛勝。イラク戦までに2勝1分けの成績で勝ち点7を挙げていた日本は、今回のイラク戦の勝利で、勝ち点を10まで伸ばし、B組首位の座を守った。

前半25分。岡崎慎司選手が入れたクロスを前田遼一選手がヘディングでシュート。この試合で唯一の得点を挙げた(写真:北村大樹/アフロスポーツ)

 一方、同日に行われたヨルダンとオーストラリアの1戦では、ヨルダンが2―1でオーストラリアを破り、B組最下位から一気に2位に躍進するという波乱が起きた。B組2位以下は混戦模様を深めている。

序盤のチャンスを決められたら展開は異なっていた

 ただし、これで日本のW杯出場がほぼ確実になったと楽観視するのはまだ早い。日本は勝ったものの、対策を練ってきたジーコとイラク代表は、際どいところまで日本を追い込み、厳しい試合となった。前半の序盤に訪れたチャンスをイラクが生かして先制していたら、全く異なる試合展開になっていたかもしれない。

 最終予選の残り4試合は、ホームでのオーストラリア戦を除き、すべてアウェーで中東勢と戦う。今回のイラク戦を見る限り、ほかの対戦相手もホームでの試合までに日本への対策を練り上げてくる可能性は高い。その結果、苦戦を強いられて、勝ち点を順調に積み上げられなくなる状態も考えられる。

 今回は、イラク戦をデータに基づいて分析し、アジア最終予選の後半戦を乗り切ってW杯の出場権を獲得するための日本の課題について見ていこう。

コメント1件コメント/レビュー

いつも楽しく拝見しております。外部が取得できるデータから見た辛勝、という点については特に異論はございません。結果を知った上で録画を見た側からのコメントとしては以下の印象でした。【1】日本はゲームの入り方は拙かった。【2】キーマンである遠藤と本田にマークがつくことは戦前の会見等から読めていた。【3】遠藤や本田を起点としたゲームの組み立てが出来ない場合に清武が生きることは予選等を通じて分かっていた。【4】前半飛ばした分、イラクは体力的に落ちていた。【5】慣れた日本は後半、遠藤本田を放置してサイドを活用して攻め立てていた。フィニッシュは悪かったため得点にはならなかったが、フィニッシュさえ、というシーンが何度もあった。以上のことから、記事に書かれたほど『苦戦』したわけではない、と受け止めています。イラク監督のジーコとしては「奇襲」が効く前半の早いタイミングでの得点を期待していたと思われますが、それが叶わなかった時点で敗北することも覚悟していたと推察されます。(2012/09/18)

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「日本代表、イラク戦で辛勝に終わった“真因”」の著者

永野 智久

永野 智久(ながの・ともひさ)

スポーツアナリスト/アンドスポーツ代表

「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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いつも楽しく拝見しております。外部が取得できるデータから見た辛勝、という点については特に異論はございません。結果を知った上で録画を見た側からのコメントとしては以下の印象でした。【1】日本はゲームの入り方は拙かった。【2】キーマンである遠藤と本田にマークがつくことは戦前の会見等から読めていた。【3】遠藤や本田を起点としたゲームの組み立てが出来ない場合に清武が生きることは予選等を通じて分かっていた。【4】前半飛ばした分、イラクは体力的に落ちていた。【5】慣れた日本は後半、遠藤本田を放置してサイドを活用して攻め立てていた。フィニッシュは悪かったため得点にはならなかったが、フィニッシュさえ、というシーンが何度もあった。以上のことから、記事に書かれたほど『苦戦』したわけではない、と受け止めています。イラク監督のジーコとしては「奇襲」が効く前半の早いタイミングでの得点を期待していたと思われますが、それが叶わなかった時点で敗北することも覚悟していたと推察されます。(2012/09/18)

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