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QC活動はミャンマーの方が中国よりも進めやすい

ヤンゴンで2000人を雇用する工場トップが語るチャイナ・プラス・ワン

  • 伊藤 暢人

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2012年9月20日(木)

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 広島県福山市に本社を置くマツオカコーポレーションはファストファッションや、量販店、百貨店が取り扱う衣料品を生産している。早くから海外展開を進めており、現在では中国で8工場、バングラデシュに2工場、ミャンマーに2工場を展開。さらにインドネシアに工場を新設して立ち上げの準備をしている。すでに国内では自社生産をあきらめている。

 中国沿岸地域での人手不足や人件費高騰をみこし、バングラやミャンマーなどへ進出に舵を切った。まさに、「チャイナ・プラス・ワン」の戦略を最先端で実践してきた。今、注目のミャンマーでの工場運営について、現地で2工場、合計2000人のトップを務める崎谷俊一氏が、このほど日経ビジネスが開催した「アジア会議」で語った。(後半部分の聞き手は、伊藤暢人)

マツオカ・コーポレーション Myanmar Postarion Co.,Ltd プレジデントの崎谷俊一氏(写真:都築雅人、以下同)

 マツオカコーポレーションは10年前、2003年10月にミャンマーへ進出しました。現在、工員数2000名の縫製工場を運営しています。私自身は、中国工場に7年間勤務した後に、4年前、ミャンマー工場へと赴任しました。

 グループとしては、中国に8工場、バングラデシュに2工場、ミャンマーに2工場、インドネシアに1工場、合計13工場を運営しております。グループの総従業員数は約1万4000名です。

 ミャンマーに進出したのは、10年前の段階で、中国では縫製工場を続けるのが困難であるという予測をしたためでした。労働力の不足により人件費が高騰し、人材確保が困難になると考えたのです。図らずも、この予測は2010年3月の旧正月明けに現実となりました。

 ミャンマーでも現在、中国同様、人件費が高騰しつつあります。2009年には、1人当たり月5万7000チャット(約54ドル)だった弊社の人件費が、現在は同8万チャット(約93ドル)となっています。

すでに人材確保が難しくなってきた

 最近では、当社の工場も周辺の工場でも、工員の確保が難しくなりつつあります。2011年以前は、工場の門に求人広告を張り出しておくだけで、工員が十分に補充できたのですが、徐々に工員が集まりにくくなっています。 新しい工場が増加していること、また、既存の工場もラインを増設していること、さらにミャンマーの人々がタイやそのほかの国に流出していることが原因とされています。

 こうした中、従業員の定着のポイントとなるのが、福利厚生です。

 このため弊社では、労働環境の整備、食事を含めた福利厚生の改善に努めています。また、送迎バスの確保も重視しており、定着率は95%から99%を推移し、最低限の労働力の確保ができている状態です。

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