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シューカツのエントリー数って多ければいいの?

不毛な活動に拍車をかける情報には要注意

  • 上西 充子

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2012年9月21日(金)

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 「再来年春に卒業する大学3年生の就職活動が本格スタートした。就職サイトをスマホでチェックし、スーツで会社説明会を駆けめぐり、エントリーシートを埋める日々の始まりだ」

 これは、2011年12月3日の朝日新聞の社説「学生と就職 企業と多様な出あいを」の冒頭部分である。就職活動解禁日の12月1日には、就職情報サイトの「リクナビ2013」にアクセスが集中し、サービスが一時停止に至ったという(出所:読売新聞朝刊2011年12月2日の記事「就活 手探り短期決戦」)。

 同じような光景と同じような報道が今年も繰り返されるのだろうか。正直、勘弁してほしい。追い立てられるばかりの就職活動は、疲れるだけだ。

総エントリー数の目標は50件?

 昨年12月、就職情報サイト「リクナビ2013」のトップページには年内のエントリー数の目標として30件という件数が示されていた(残念ながら画像は保存していないが、傍証としてリクナビ編集部 静岡担当 採用ブログを参照)。

 ここでいう「エントリー」とは、就職支援サイトを通じて、自分がその企業に関心があることを示し、採用選考に関する情報の請求を行う行為を指す。企業側はこれを「プレエントリー」と読んでいる場合もある。

 一方、実際にエントリーシートや履歴書を送るなどの活動を通じて採用選考に応募する行為は「本エントリー」と呼ばれたり、「エントリー」と呼ばれたりする。紛らわしいので、以下、この記事では前者を「プレエントリー」、後者を「本エントリー」と表記したい。

 リクナビ2013の「就活ハテナ?」に列挙されたクエスチョンのうち、「どこにエントリーすべき?」という質問をクリックすると、「エントリーは実際にエントリーシートを出すのとは違いますので(エントリーシートを出すことは選考を受けるということなので)、あまり深く考えないで、気軽にエントリーするところから始めてみましょうか。ごく一般的な就活生は50社を目途にエントリーをしているようなので、その数字を目標に。」という記載が出てくる。プレエントリーは年内に30件、そして年明けも含めると50件が目標、ということなのだろう。

 確かにプレエントリーをしなければ採用選考の情報は得られない。また、内定を得るまでには長期の選考プロセスがあるため、プレエントリーの段階で業種や企業を絞り込みすぎると、それらの応募企業の選考を通過できなかった場合、ほかの企業の選考スケジュールに乗り遅れてしまうという問題もある。

 しかし50件もプレエントリーして、学生はそれに対応できるのだろうか。

コメント6件コメント/レビュー

記事では学生の就活についてばかり触れていますが、有名企業から見れば、知名度があるというだけで数万ものエントリーシートを送りつけられその全てに目を通すだけでも大変ですし、ターゲット大学を設定するのも人事担当者が過労で倒れないための一種の自衛策だと思いますよ。一流大学以外の学生が一流企業に入りたいなら、最初に入社した企業で圧倒的な実績をあげて中途採用を狙う方がまだ確立があると考えます。(2012/09/22)

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いただいたコメント

記事では学生の就活についてばかり触れていますが、有名企業から見れば、知名度があるというだけで数万ものエントリーシートを送りつけられその全てに目を通すだけでも大変ですし、ターゲット大学を設定するのも人事担当者が過労で倒れないための一種の自衛策だと思いますよ。一流大学以外の学生が一流企業に入りたいなら、最初に入社した企業で圧倒的な実績をあげて中途採用を狙う方がまだ確立があると考えます。(2012/09/22)

「身の丈に合った就活を」というところは同感です。 ネットが普及し、どんな大学でもエントリーできるようになったことで、企業としては学力だけでは測れない人材を発掘することも可能になったという良い点もあります。ネットの無かった時代は企業側が資料を送る対象の大学を選定していたので、名の通った大学の学生には毎日のように資料が山ほど送られてきましたが無名大学の学生には資料すら届かない。学生から見れば今の方が昔よりもある意味フェアな環境なのですが、その分、身の丈を知らないことで不幸になる学生も増えたということなのでしょうか・・・(2012/09/21)

何が問題なのか、毎年意味が分かりません。勝手に社会問題に格上げされていますが、昔からあった話です。無いものねだりで勝手に自滅する学生とそして企業に、特に注目する意味があるのでしょうか? 放っておくだけです。まずその考察をお願いします。(2012/09/21)

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