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自動車ブームのサウジアラビアで、シェア3割を握るトヨタ

2011年の市場規模は過去最高、2020年代に国産車の製造目指す

  • 畑中 美樹

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2012年9月27日(木)

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 欧州経済が債務危機に襲われ米国経済もやや明るさを取り戻したとはいえ先行きの不透明感を拭えないなか、サウジアラビア経済は好調を維持している。サウジ政府が高水準の原油価格を背景として、住宅事業を初めとする巨額の事業支出を続けているからだ。

史上最高となった2011年の乗用車販売台数

 その恩恵を受けるようにサウジ国内の自動車販売も堅調である。2011年の自動車販売登録台数は、前年比14万5000台増の59万4299台と史上最高を記録した。ちなみに、これまでの年間最高販売台数は2008年の約52万台であった。なお、2011年のサウジアラビアの自動車販売台数は世界各国の順位で見ても23位に当たる。

 好調な市場でメーカー別に見て特に好調だったのが、日本のトヨタ自動車だ。同社の2011年のサウジアラビでの自動車販売台数は22万8295台で、実に市場占有率は38.4%に達した(表1)。これに続いたのがここに来て急速に売り上げを伸ばしている韓国の現代自動車で、販売台数10万4515台、市場占有率17.6%を記録している。

表1 サウジアラビアの2011年のメーカー別自動車販売台数(上位10社)

 車種別に見てもトヨタの好調ぶりが際立った(表2)。「ハイラックス」を筆頭に第3位までを独占したほか上位10車種中に5車種も入っているからだ。ここでも現代が第4位、第5位を占めるなど健闘しているのは注目に値しよう。

 トヨタ車がここまでサウジアラビアで売れるのは、依然「トヨタ神話」が生きているからである。要は、吹き荒れる砂塵や摂氏50度超にもなる高温にも耐えるエンジンとボディを持ち、しかも仮に故障しても短期間に修理できるアフターサービスの充実振りが今でもサウジ国民の圧倒的な支持を受けているのだ。

表2 サウジアラビアの2011年の車種別自動車販売台数(上位10社)

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