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採用選考で最も重視されるのは「コミュニケーション能力」ってホント?

学力や出身大学が“重視されていない”カラクリに気をつけろ

  • 上西 充子

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2012年9月28日(金)

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 企業が採用選考で最も重視しているのは「コミュニケーション能力」──。

 頻繁に届けられるこのメッセージは、学生の耳には、「企業が重視するのは学力じゃないよ」と響く。だが、本当にそれでいいのだろうか?

 日本経済団体連合会が7月30日に公表した「新卒採用(2012年4月入社対象)に関するアンケート調査結果」によれば、企業が選考に当たって重視した点は「コミュニケーション能力」が9年連続で第1位となっていた。回答企業の82.6%が「コミュニケーション能力」を重視しているのだという。

5.選考にあたって特に重視した点(5つ選択)

 このグラフは大学生向けのキャリア教育や就職支援の中で頻繁に紹介されているものだ。文部科学省が2011年11月に作成した「高等学校キャリア教育の手引き」にも、このグラフは登場している(参照:「第1章キャリア教育とは何か/第1節キャリア教育の必要性と意義/6 近年の若年者雇用の動向とキャリア教育」)。

 このグラフを素直に読めば、採用選考で特に重視されるのは、「コミュニケーション能力」「主体性」「チャレンジ精神」「協調性」などであり、「学業成績」「語学力」「出身校/所属ゼミ/研究室」「保有資格」などではない、と読める。

コメント9件コメント/レビュー

全く採用する側は何を指して「コミュニケーション能力」と言っているのでしょう。まさかまだ20年そこそこしか人生経験のない若者に、「こなれた対人関係スキルや交渉術、理路整然とした説得術、流れるようなプレゼンテーション、そしてそれらが全部英語でできたら尚可」なんてことを期待しているのでしょうか。「お調子者で口は達者、愛想がよくて目立ちたがり、しかも一応帰国子女」みたいな学生は断然有利なのでしょうね。自分たちには手が届かない「スティーブ・ジョブズ像」を若者に追い求めているのかしら。きっと未来のスティーブ・ジョブズ達はそんな会社には行かないと思いますけど。(2012/09/29)

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いただいたコメント

全く採用する側は何を指して「コミュニケーション能力」と言っているのでしょう。まさかまだ20年そこそこしか人生経験のない若者に、「こなれた対人関係スキルや交渉術、理路整然とした説得術、流れるようなプレゼンテーション、そしてそれらが全部英語でできたら尚可」なんてことを期待しているのでしょうか。「お調子者で口は達者、愛想がよくて目立ちたがり、しかも一応帰国子女」みたいな学生は断然有利なのでしょうね。自分たちには手が届かない「スティーブ・ジョブズ像」を若者に追い求めているのかしら。きっと未来のスティーブ・ジョブズ達はそんな会社には行かないと思いますけど。(2012/09/29)

「交渉能力」でなくて「コミュニケーション能力重視」が一番に来ている事は間違いないのだろうか。会話するだけの能力と会話を通じて相手を説得する必要のある交渉能力では企業にとって「交渉能力」の方が実用的だと思うのだが。会社の内外の人達と上手にコミュニケーションが出来れば交渉も当然出来ると考えているのだろうか。現実はそう甘くない。コミュニケーション上手の人でも、特定の議題で相手を自分の意見に引き込む事が得手でない人は多い。更に、事業の国際化に伴い、コミュニケーションの相手は宗教や価値観の違う国であっても上手く意思疎通をするには英会話は必須。状況によっては、更に相手の国の言葉も話せればずっと有利である。最近の学生は大学卒業時にビジネス英会話能力は就職する上で「必須」という理解はあるのだろうか。心許ない限りである。(2012/09/28)

記事の内容そのものについては驚いたというよりは「やはり」という印象ですが、ニュースや記事で「コミュニケーション能力を重視」という内容を見聞きしたときに感じていた違和感(あるいは予感)について、きちんとした資料で裏付けて説明いただけたことは大きな意味があると思います。あとは、この記事が人から人へと口コミで伝わって学生さんたちに届くのを祈るのみですね。私の子供はまだ7歳なので記事を読ませるには早すぎます(笑)。報道する側の責任も情報を発信する企業の責任もあるとは思いますが、学生側(あるいは高校生)の情報リテラシーを学校教育の中で身につけさせる必要性も大きいと言えそうですね。(2012/09/28)

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