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20年で出生率が半分に、少子化で子供関連消費が燃えるバンコク

習い事や玩具、商業施設…のびのび有能に育てたい親心くすぐる

  • 新角 耕司

  • 吉川 香菜子

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2012年10月4日(木)

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 アジア主要都市の「中間層(世帯年間可処分所得5000~3万4999米ドル)」以上消費者の熱い消費意欲を探った、日本総研「アジア主要都市コンシューマインサイト比較調査」(以下本調査)で複数分野の消費意欲を調べた結果、バンコクでは子ども関連の消費意欲が最も高いことが明らかとなった(図表1)。

図表1 バンコクの消費意欲
出所:日本総研「アジア主要都市コンシューマインサイト比較調査」

 実際に、バンコクの中間層以上の消費者は、他都市と比較して子どもにお金を使っている。子ども関連の支出比率(学校、習い事、娯楽、玩具などにかける費用の月収に対する割合)は、8都市の中では上海に次いで多く、収入の10%を子どもに支出している(図表2)。

 バンコクで旺盛に消費される子ども関連商材。日本企業のビジネスチャンスはどこにあるのか。

図表2 子ども関連支出比率(月収に対する割合)
出所:日本総研「アジア主要都市コンシューマインサイト比較調査」
(注1)子ども:本調査では、19歳以下の子ども/孫を「子ども」と定義
(注2)子ども関連支出:本調査では、子どもの「学校」「習い事/その他教育」「娯楽/玩具」「その他」のための支出を指す

子どもを大切にする国・タイで進む少子化

 タイは、伝統的に子どもを大切にするお国柄である。自分の子どもでも他人の子どもでも進んで世話を焼く人が多く、小さな子どもを持つ日本人駐在員の中には、「レストランでは店員が子どもをあやしてくれるので、ゆっくり食事ができて助かる」という人もいる。

 しかし、子どもを大切にする風潮には、タイで急速に進む少子化の影響も少なくない。人口抑制策や女性の晩婚化・未婚化により、タイの合計特殊出生率は1981年の3.2から2010年には1.6と、この20年で半分となった。“子どもが貴重な国”になりつつあり、少ない子どもを親、祖父母たちが総出でかわいがる、現在の日本のような姿が浮かび上がる。盛んな子ども関連消費は、子ども好きの国民性に、少子化が拍車をかけた結果ともいえる。

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川野 幸夫 ヤオコー会長