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今どき強い企業に共通するのは「軸がぶれてない」こと

客があふれかえる居酒屋~エー・ピーカンパニー社長米山久が語る(後編)

  • 田代 真人

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2012年11月1日(木)

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 生産現場と消費現場をつなげて急成長の居酒屋チェーンを率いるエー・ピーカンパニー。店舗展開も急拡大と思いきや、経営の都合で店舗を作っていくのも限界があるという。人材の採用と教育が出店に伴っていかないと厳しいわけだ。ただ、最近その仕組みもできあがりつつあるそうだ。引き続き米山久社長に話を聞いた。

地鶏の次は鮮魚に挑戦!

「多数の店舗をオープンするには当然、店舗の数だけ店長が必要になってきます。それには仕組みが必要です。我々はその仕組みを作っていますから、弊社では新卒で入って、だいたい1年半くらいで、2人に1人、50%が店長に昇格できるような教育体制が整っています。

米山 久(よねやま・ひさし)
1970年11月東京生まれ。2001年にダーツバーを出店して飲食業に参入。2004年、みやざき地頭鶏(じとっこ)居酒屋『わが家』1号店を開店。2006年、宮崎県日南市に自社養鶏場を開設。2012年8月現在『塚田農場』『じとっこ』はじめ、さまざまなブランドで全国128店舗を運営。(撮影:石塚龍彦)

 弊社のスタッフはアルバイトが約7割を占めますが、社員の基本は新卒採用ですが、いまは成長している段階なので採用人数も年々増えています。3年前の17人から、27人、40人、と増え、来年度80人ですから。中途社員は全体の採用全体の3割くらいですが、ある程度高いレベルの人材を採用できれば、あとは弊社の教育体制で育っていくようになっていますね」

 急成長中の同社ではあるが、現場力の源泉である社員教育はしっかりとシステム化しておこなっているようだ。と同時に、注力する第一次産業として養鶏以外に漁業にも目を向けている。

「地鶏のモデルが軌道に乗ったころでしょうか。2004~5年当時、鳥インフルエンザの問題が起きました。そこで、地鶏だけでは不安に思い、リスク分散として新しいモデルを模索し、今度は魚をターゲットにしました。が、それだけでは弱いので、日本酒と米にもこだわろうと店名を『魚米』として出店したのです。

 しかしなかなか軌道に乗りませんでしたね。そもそもここは地鶏モデルとは違い、魚は市場から仕入れていたのです。でも、いまどき『築地で鮮度の良い魚が買えました』と聞いてもサプライズはないですよね。

 目利き職人が良い魚を築地で選んできたというのが、いままでの企業努力でしたが、いまや当たり前になっていたんです。

 そこで改めて『エー・ピーカンパニーらしさってなんだ?』と立ち止まって考えました。我が社らしさ。それは生産現場のリアルさをお客さまに伝えること。そう考えると『今日、ここの漁場で漁師がこういう魚を採ってきましたよ』というリアルを伝えることです。

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