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日本代表、完敗のブラジル戦で見せた“進歩”

守勢一辺倒から脱却し、世界相手の戦いで新たな可能性を示す

2012年10月25日(木)

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 2014年にブラジルで開催されるワールドカップ(W杯)出場を懸けたアジア最終予選を戦っている日本代表(A代表)は10月中旬、欧州に遠征。10月12日にはパリでフランス代表と、10月16日にはポーランド・ウロツワフでブラジル代表と対戦した。W杯本大会を見据え、アジア予選では遭遇できない“ワールドクラス”の強豪を相手に今の日本代表のサッカーがどの程度通用するのか、大いに関心をもってTV中継を見つめた方も多かったことだろう。

 遠征2試合のうちの初戦、フランス戦は、ゲームの主導権は完全にフランスに握られながらも耐え忍び、相手のホームで1-0の勝利。それまでの対戦成績が1分4敗だった強豪から挙げた初の勝利は、メディアで“歴史的な1勝”と大きく報じられた。これで、次のブラジル戦に対する期待も高まった。

フランス戦を欠場した後、ブラジル戦で先発し、1トップの位置でプレーした本田圭佑選手(© AP/アフロ)

 続くブラジル戦では、押し込まれたフランス戦の反省を踏まえ、序盤から果敢に攻撃を仕掛けた日本。しかし、最終的には0-4の完敗で、現時点でのワールドクラスとの差をまざまざと見せつけられた格好となった。

アジア予選と欧州遠征とのスコア・シュート数比較
※この図表以降のデータはすべてデータスタジアムの提供

 上の表は、2012年に入ってからの日本代表の対戦相手とスコア、シュート数を一覧にしたものだ。対戦相手の多くがアジアの国の代表で、日本がシュート数で相手を下回ったのは0-1で敗れたウズベキスタン戦のみ。日本のホームゲームがほとんどであることも手伝って、1試合当たりの平均シュート数は日本が18.2本、相手が8.2本と大差がついている。

 一方、今回の欧州遠征の2試合ではともに、シュート数で相手を下回った。特にフランス戦では日本の3倍以上のシュートを放たれている。この点だけを見ても、対戦相手がアジアレベルの場合とワールドクラスの場合とで、日本の立場が逆転することが分かる。

 欧州遠征の2試合を比較すると、フランス戦は強豪相手にアウェーで勝利したという結果は大きいものの、大差で敗れたブラジル戦の方が内容面では収穫があったと私は考えている。今回はブラジル戦を中心に、日本代表のここまでの成果と本大会に向けての課題を、データを踏まえて分析してみよう。

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「日本代表、完敗のブラジル戦で見せた“進歩”」の著者

永野 智久

永野 智久(ながの・ともひさ)

スポーツアナリスト/アンドスポーツ代表

「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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