• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

深刻にお悩みですか? ではあなたの「脳」を鍛えましょう

「意思決定に悩んだ時、背中を押してくれるこの本」前編

2012年11月1日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 こんにちは。月に1度、「ビジネスに効く読書」を紹介させていただくコラムです。今回のお題は「意思決定に悩んだ時、背中を押してくれる本」です。

 会社を経営していると、誰にも相談できない深刻な悩みを抱えることがあります。身近な人に相談しても解決するわけではありません。そんな時、どうしたらいいのか。とっておきの本の数々を、まずは正攻法で選んでみました。

 今、あなたはものすごく悩んでいるとします。そもそも、何がそんなに悩んでいるのであろうかと考えると、脳が悩んでいるわけですね。

脳には妙なクセがある』(扶桑社)

 実は、この脳には妙な癖がいっぱいあるのです。ということは、悩んでいる主体である自分の脳のクセを正しく理解しなければ、悩みの根源に迫れないと言えます。

 だからまず頭を柔軟にほぐす、「アイスブレーキング」の作業が必要です。何ごとにもアイスブレークは大事です。それには、池谷裕二さんの最新刊、『脳には妙なクセがある』(扶桑社)を読むのが一番です。池谷(いけがや)裕二さんは、東京大学大学院薬学系研究科の准教授です。本の著者紹介によると、これまでは未解明だった脳内の神経細胞同士の結合部(シナプス)形成の仕組みを解明して米科学誌「サイエンス」に発表した、とのこと。世界一流の脳科学者ですね。

アイスブレーキングに「天才」の本を

 日本に脳科学者は大勢いますが、池谷さんはとび抜けた「天才」です。とにかく読みやすくて楽しい本で、「本物」の素晴らしさを知ってください。男性ホルモン、女性ホルモンの驚くべき働きや、「○○しておけばよかった」という「後知恵バイアスとは何か?」、さらには「ブランドにこだわる理由」など数多くのテーマを取り上げており、とても面白い本です。種明かしするより、まず読んでみてほしいと思います。

 ここでアタマをアイスブレークして、なるほど、脳というのはこういうものか、これで俺は悩んでいるんだなと納得することができるでしょう。人間の脳というのは本当に厄介なのだが、愛すべき存在であるとよく分かると思います。先月に紹介した『韓非子』は、少し襟を正して正座して読みたい本でしたが、この本は電車の中で気軽に読めますので、ぜひ。

 さて、1冊目の本でアイスブレークしたので、また硬派に戻りましょう。仕事に悩んでいるときに一番参考になるのは、どんなすごい人でもみんな悩んできた、と知ることでしょう。

コメント1

「出口治明の「ビジネスに効く読書」」のバックナンバー

一覧

「深刻にお悩みですか? ではあなたの「脳」を鍛えましょう」の著者

出口 治明

出口 治明(でぐち・はるあき)

ライフネット生命保険会長兼CEO

1948年生まれ。京都大学を卒業後、日本生命保険に入社。同社を退職後、2006年にネットライフ企画設立、代表取締役就任。2008年にライフネット生命保険に社名変更。2013年6月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

機械を売るんじゃなくて、電気が欲しい方に電気が起きる装置をソフトも含めて売るビジネスをしていこうと。

田中 孝雄 三井造船社長