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間もなく党大会。チャイナ・ナインの空席は最大7つ

2012年11月2日(金)

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 中国の政権交代――。11月8日から、第18回党大会(全国代表大会、5年に1回開催)が始まることは前回述べた。最終日翌日の一中全会(おそらく15日)で次の政権中枢の名簿が発表される。政権中枢とは「中国共産党中央委員会(中共中央)政治局常務委員会委員」のことで、現時点では9人。本連載の最初にご紹介したように、筆者はこの9人を「チャイナ・ナイン」(C9)と名付けている。

 中国は憲法にも謳われている通り、中国共産党が「指導」する国。国策もこの「チャイナ・ナイン」が決める。少しおさらいになるが、「チャイナ・ナイン」は多数決議決を鉄則として「集団指導体制」を布いている。したがって奇数。偶数だと票が割れたときに最終議決権を持つ中共中央総書記(記事掲載時点では胡錦濤、以下同)が決めることになり「党内民主」に反するからだ。

図1 中国共産党組織図

 図1に示したのは中国共産党の組織図である。中国人民解放軍を管轄するのは中共中央軍事委員会。組織の系統を追えば人民解放軍が「党の軍」であることが分かる。軍の主席も胡錦濤。

 中共中央紀律検査委員会(中紀委)は中共中央委員会と同等の権限を持つ。党規約に違反した党員に処罰する。薄熙来を最初に取り調べたのは、この中紀委である。

 図1は中国共産党のウェブサイトからダウンロードし、そこに日本語を入れたものだが、これでは中国中枢の意思決定のメカニズムが見えにくい。
 というより、見えにくくしている。

 たとえば胡錦濤が訪日した時など「胡錦濤総書記が訪日した」とは言わず、「胡錦濤国家主席が訪日した」と日本では伝える。

 なぜか。

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「間もなく党大会。チャイナ・ナインの空席は最大7つ」の著者

遠藤 誉

遠藤 誉(えんどう・ほまれ)

筑波大学名誉教授

1941年、中国長春市生まれ、1953年帰国。理学博士。中国で国務院西部開発弁工室人材開発法規組人材開発顧問、日本では内閣府総合科学技術会議専門委員などを歴任。2児の母、孫2人。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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