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「成果出すミドル」量産のシカケ

ワークアウトで衆知を集める

  • 小林 暢子

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2012年11月5日(月)

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 「新規事業を展開できる幹部を育てたい」

 「新興国で活躍できる若手を伸ばしたい」

 日本企業の経営戦略が大きく舵を切る中で、グローバル人材の育成が急務になっている。教育制度や研修を設ける会社が増えているが、その際に必ず手本とされるのが、米ゼネラル・エレクトリック(GE)だ。

 発明王エジソンが創業し、家電製品、医療機器、航空機エンジンなどを100カ国で展開。人材を鍛え上げる通称「クロトンビル研修所」や品質管理活動の「シックスシグマ」、目標達成度を高める「ストレッチ」など企業が直面する多くの課題に答えを持っている企業だ。GE出身者は世界各地の企業のトップに招かれるほどの人材輩出ぶりを示す。本連載では、GEの先端の経営やリーダーシップを報告する。

 ジェフ・イメルト会長兼CEO(最高経営責任者)やジョン・ライス副会長ら強いリーダーを多く抱えるGE。人材育成の太いパイプラインを構築し、ミドル時代から様々な仕組みを通じて鍛え上げる。今回は、日本でGE勤務の経験があり、その後、他社に転じた“GE卒業生”にその実情を聞いた。

 日本の転職市場でも、GEの卒業生たちは人気が高い。エグゼクティブサーチ大手、エゴンゼンダーインターナショナル(東京都千代田区)の佃秀昭代表取締役は、「ロジカルな思考を武器に問題を究明していく能力に加え、決めたことを必ず完遂する実行能力の高さが共通項」と分析する。

 GEのリーダー育成の仕組みとしてよく知られるのが、連載第1回でも触れた米国本社のリーダーシップ研修所、通称「クロトンビル」での教育だ。現実の経営課題をテーマに、チームで解決策を練り上げ、イメルトCEOらトップの前でプレゼンする。

 また、「ストレッチ」な目標管理制度もGEの代名詞の1つ。高い目標を課し続けることで常に緊張感のある状況に浸らせ、成長を促す。日本のQC活動をGE流にアレンジした業務改善手法「シックスシグマ」も多くのミドルが学び、職場の生産性向上に役立てている。

 これらの手法に加え、GEの卒業生が「役立つ」と口をそろえるのが「ワークアウト」だ。

 ある経営課題について、関係者を部門横断で集め、解決につながるアイデアを出し合ってアクションプランを作る。それらのプランを責任者が見て、実行するか否かをその場で決めていくというもの。課題の大きさによっては泊りがけで集まり、専任のファシリテーターが討議を仕切る大掛かりな取り組みになることもあるが、GEのミドル(中間管理職)たちは、ワークアウトを自分流に解釈し、日常の問題解決にカジュアルに使いこなしている。

 2000年から2006年にかけてGEキャピタルに在籍し、現在は米ゼロックス・コーポレーション在日代表を務める塩川哲也氏は、ワークアウトを「意見を吐き出して、整理する場」と位置づける。

米ゼロックス・コーポレーション在日代表を務める塩川哲也氏。社内外からワークアウトの依頼を受けることも多い

 塩川流のワークアウトは2つのステップから成る。

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