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「部下が上司に言ってはいけない言葉」ワースト10

勘違いも甚だしい部下たちに釘を刺す

2012年11月8日(木)

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 今回は趣向を変え、「部下が上司に言ってはいけない言葉」のワースト10を発表する。言葉の選定と順位はあくまでも私個人の主観に基づく。私なりの根拠も記しておく。

 ワースト10は私が長年のコンサルティング活動の中で蓄積してきた「言い訳集」を基にしている。私はもっぱら現場の営業担当者を相手にしており、彼らはありとあらゆる種類の言い訳を駆使し、「できない理由」「できていない理由」「できなかった理由」を私に言ってくる。

 同じ言い訳を彼らは上司の営業部長や課長にもしている。そうした言い訳はいずれも「部下が上司に言ってはいけない言葉」である。つまり、今回のコラムでは矛先を「上司」ではなく「部下」に向ける。

 「なぜ上司の肩を持つのか。ダメ上司が沢山いるから何事もうまくいかないのだ」と思われた「部下」の方がおられるだろう。

 実は、ずいぶん前から私は「ダメ上司」という物言いに違和感を覚えてきた。「上司」や「管理職」を過剰にバッシングする風潮があるが、私は気にくわない。

 「ダメ上司」というキーワードでインターネットを検索してみる。「ダメ上司の条件」「ダメ上司対処法」「ダメ上司論」「ダメ上司対策」「ダメ上司撃退」「ダメ上司特徴」「ダメ上司ランキング」などなど、これでもかというくらい、ひっかかる。

 部下に嫌われる上司はどういう習慣があるのか。どんな言葉を使うのか。どんな共通点があるのか。あらゆる角度からダメ上司に対する分析が施されている。さらに、そういうダメ上司にどう対処したらよいのか、ダメ上司をどう返り討ちにするか、といった特集まで組まれている。

 ダメ上司は確かに存在する。私は企業の現場に入って目標を絶対達成させていくコンサルタントだ。目標を達成してもらうために、数え切れないほどのダメ上司たちと戦ってきた。

 しかし、である。

 いくらなんでも叩きすぎだ。上司も人間である。不器用な人だっているし、失言することもたまにある。あまりバッシングすると、上司は部下のことを過剰に意識し、かえって適切に対処できなくなる。

 部下をうまく指導できなければ、当然のことながら部下は勘違いし、正しく成長していかない。勘違いしたまま年齢を重ねていく部下たちは、自分自身の市場価値(マーケットバリュー)を落としていく。

 会社に貢献できないどころか、どこの会社にも相手にされない人材に“成り下がって”いく。上司バッシングの行き過ぎは部下のためにもならない。

コメント14件コメント/レビュー

部下も毎回このような言い訳をするようでは駄目だと思います。ただし、新入社員として最初の1~2年間くらいは、頻度が少なければ可愛いと思えるくらいの寛容さを持ってもいいのではないでしょうか?海外と比較た場合、日本における社会人への要求は若干厳しすぎな感じがします。(まあ、これが高品質・高コストの理由のひとつであるかと思いますが、たまには息抜きもしないと疲弊してしまいます。)あと、「最近の若い世代は」をよく口にするかたを見かけますが(対象となる20代から老人まで)、なぜ若い世代が仕事に執着をしなくなったかということも考えることも大事かと思います。それは、彼・彼女らの人生において仕事が第一ではなく、別のことに目標があるからだと思われます。従って、この状況を変えることは不可能に近く、試用期間中での態度が非常に悪いようでしたら、仕事への意欲向上が見込まれないということで、雇用解除を考えたるのも必要なのかもしれませんね。(2012/11/15)

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「「部下が上司に言ってはいけない言葉」ワースト10」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

部下も毎回このような言い訳をするようでは駄目だと思います。ただし、新入社員として最初の1~2年間くらいは、頻度が少なければ可愛いと思えるくらいの寛容さを持ってもいいのではないでしょうか?海外と比較た場合、日本における社会人への要求は若干厳しすぎな感じがします。(まあ、これが高品質・高コストの理由のひとつであるかと思いますが、たまには息抜きもしないと疲弊してしまいます。)あと、「最近の若い世代は」をよく口にするかたを見かけますが(対象となる20代から老人まで)、なぜ若い世代が仕事に執着をしなくなったかということも考えることも大事かと思います。それは、彼・彼女らの人生において仕事が第一ではなく、別のことに目標があるからだと思われます。従って、この状況を変えることは不可能に近く、試用期間中での態度が非常に悪いようでしたら、仕事への意欲向上が見込まれないということで、雇用解除を考えたるのも必要なのかもしれませんね。(2012/11/15)

こういういい訳を言うのが上司であり、部下の私がいくらきーーーーっとなる心を抑えて「それでもなんとかやりましょう」と方向性を定める会話をしようにもいい訳で終わります。部下の気持ちややるせなさには無関心の上司でも上司バッシングととられるのかな。それは残念です。(2012/11/12)

両極端な評価が付いていて面白い。 しかし、この記事にあるような言い訳をしている社員は出世とは無縁、ということだけははっきりしている。 それも分からないような勘違い君も多い世の中だけれども。(2012/11/10)

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三品 和広 神戸大学教授