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聖亘トランスネットワーク、タブレット端末とクラウド活用の運行管理支援システムを開発

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2012年11月13日(火)

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 神奈川県平塚市に本社機能を置く中小運送会社の「聖亘(せいこう)トランスネットワーク」は、アンドロイド版タブレット端末とクラウドを活用した運行管理支援システムを独自開発した。車両の位置管理だけでなく、タブレット端末のGPS機能を通じて1分ごとにトラックの位置を取得し、配送の予定時間を表示。同社では、配車ルートの最適化でトラック走行距離の短縮や排出される二酸化炭素ガスも削減。労務の省力化や燃料費削減など10%のコスト削減効果があったという。

大手運送会社から「うちも取り入れたい」

 従来の自動配車システムは、運送の効率を上げるため荷物のデータをもとに積載率を上げる仕組み。だが、同社のシステムは運送会社の配車担当者が培ってきた職人技を活かしながら効率化できるのが特徴だ。2012年9月に東京で開催された「国際物流総合展2012」では、大手物流会社のシステム担当者から「なぜ今までうちでこれを作らなかったのか」や「ぜひうちのシステムに取り入れたい」という声が相次ぎ寄せられたという。

2012年10月開催の「湘南ひらつかテクノフェア2012」で説明する聖恒トランスネットワークの山田裕社長
開発を担った物流システム課開発グループの小山亨氏。山田裕社長の要望をシステムに盛り込む役割を担った。

 聖亘トランスネットワークは2003年に創業し、現在25台ほどのトラック車両を保有。自動車部品やインキ・塗料、化学薬品関係など、厳密な配送時間を求める企業の運送を担う。創業時からGPS機能を活用して顧客に情報提供するなど、ITを積極的に活用してきた。2010年2月から独自の運行支援システムの開発に乗り出し、2012年4月から現バージョンの外部への販売も始めた。

 当初は外部のシステム開発会社に委託して、専用カーナビ端末を利用するシステムの開発を始めた。ところが運送業界の用語や仕組みをシステム開発会社に説明して成果を得るまでに時間がかかった。そこで大手IT関連会社でのSE経験を買われてシステム開発会社とやりとりを担っていた物流システム課開発グループの小山亨氏らが、自ら開発を始めたいと直訴。新たにプログラマーらを採用して独自開発を始めた。システムに組み込む予定だった専用カーナビが販売中止となったため、登場したばかりのアンドロイド版タブレット端末を活用する方針に転換。機能が向上してきた「Google Maps API」を組み込んで、開発を加速させたという。

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