• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

良品計画 1回のメール配信で売り上げ数千万アップの驚異(後編)

奥谷孝司Web事業部長に聞く、ネットビジネスの秘訣

  • 田代 真人

バックナンバー

2012年11月19日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 『無印良品』の店舗とネットストア『MUJI.net』運営する株式会社良品計画は、食品から住宅まで、私たちを取り巻くあらゆる生活雑貨を取り扱っている。そしてリアルとネットそれぞれの店舗に顧客を誘導しているのがWeb事業部だ。

3回購入すれば離脱率はぐっと下がる

 チームを率いる奥谷孝司Web事業部長によると、ここ1年半、メール配信によって催している半年に1度のプレミアムクーポンの発行で、月額3~5%の売り上げを達成するという。たった1度で驚くべき数字を稼ぎ出すというのだ。これは、彼らの使用するツールによって最適化した結果だ。

奥谷孝司Web事業部長
(撮影:琴條孝詩)

「現在は、それまでの購買回数によって1000円、500円、300円というクーポンを配布していますが、売り上げはむしろ上がっているので、このカタチを変更することは考えていません。

 ですが、このような分析をやっていると、同時に購入回数0回の人も抽出できてしまいます。今度はそういう人たちへどうやって購入を促すかを考えていたのですが、そのキャンペーンとして、過去半年間に買い物を1回はネットでしたけれども最近は買ってないという人を抽出して、彼ら彼女らに『3000円以上購入すれば送料無料にします』というようなメールを配信し、その結果を検証しています。

 私たちのいまの目標は半年のあいだに3回ネットで買い物をしてほしいというものです。というのもネットストアの利用回数が3回を超えると離脱率がグンと落ちるのです。その後継続してご購入いただける方が多いのです。

 ですから、会員登録をしていただいて、まずは未購買フォローメールで1回ご購入いただきたい。その後半年のうちの半分の会員にはお誕生日が来ます。そのときに300円もしくは500円のクーポンが届きます。それでもう1度ご購入いただきたい。そして、2回ご購入いただけると、さきほどのロジックで、再び少なくとも300円のクーポンが送られる。そこで3回目のお買い物をしていただきたいと思っているのです。

 このような取り組みで、アクティブユーザーが12%、13%、14%、15%と伸びてきているのです。これは、どうやらこのような施策の効果が出ているんだろうなと思っています。結果、売り上げも増えていますので、しばらくは継続する予定です」

「デジタル予兆学」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

お客様が低価格に慣れてきている。

片岡 優 ジェットスター・ジャパン社長