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北京の「金」ショップで見た、中国経済減速の実態

貴金属ショップは熱気ムンムン

  • 豊島 逸夫

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2012年12月14日(金)

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 前回までの連載では、財政危機に直面する欧州各国で普通の人がどう暮らしているかという生活実態と同時に、思わぬ場所でバブルが発生している様子を紹介した。

 今回は日本のすぐ近くのアジアに戻り、中国を見てみる。経済成長率や金利、物価上昇率などのマクロデータを見て中国経済のバブル破綻を懸念する人は多い。それは果たして本当なのか。

 2012年6月、経済減速が顕著な中国経済の実態を見るため北京に向かった。特に私は中国国内の金需要の推移を景気のバロメーターとして重視し、貴金属ショップを定点観測してきた。中国人はいわゆる「消費の三種の神器」のひとつとして庶民が金宝飾品を買うからだ。

ギリシャ問題どこ吹く風の中国庶民

 ちょうど、ギリシャ再選挙の前週。欧米市場では、リスク回避で株も商品も総売り状態。中国のマクロ経済データも景気後退を示唆する数字が並び、さぞかし、店頭も閑散かと思いきや、現地の店内は欧州債務危機などどこ吹く風の人出と熱気でムンムンの別世界があった。

客でごったがえす北京の金ショップ店内。子どもを抱いたお父さん、若い女性などが、働いて貯めたお金を“金”に変える様子がよく分かる。ちなみにアクセサリーは日本の感覚からはあまり趣味がよくない「いかにも金!」という感じのものがよく売れていた。ファッション性より換金性を重視しているようだ

 現地で印象的だったことは、27歳のOLが金地金を買い、孝行息子集団が父への仕送りとして重い金の指輪を買っている光景だ。

 中国の消費者物価指数は一時の6%超えから、6月は2.2%まで鎮静化。インフレ・ヘッジの金買いも鈍化するはずだが、北京にある中国で最大の金ショップの店内はごった返していたのだ。2011年1~3月の中国の金宝飾品購入量も85億米ドル相当で前年比32%増を記録して、これまで長年一位の座にあったインドを遂に抜いた。ちなみにこの2カ国で世界の金の年間生産量の6割を買い占めている。

コメント5件コメント/レビュー

コメントをみると、記事があまり評価されてないように思うが、やはり、記事を書く人が苦労されているか、苦しい経験をもったか、と伺える。統計によると、ユーロッパやアメリカなどに旅行者一人の消費水準は、いまダントツ中国人が一番お金を使っていることを考えると、むしろ豊島さんが書いたことの方が認識が正しいように思う。今月10日にアメリカ情報委員会がまとめたリポートをみると、やはり、日本はこれからどう中国と付き合うかを感情論ではなく、冷静に考える必要性はあると痛感する。(2012/12/16)

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コメントをみると、記事があまり評価されてないように思うが、やはり、記事を書く人が苦労されているか、苦しい経験をもったか、と伺える。統計によると、ユーロッパやアメリカなどに旅行者一人の消費水準は、いまダントツ中国人が一番お金を使っていることを考えると、むしろ豊島さんが書いたことの方が認識が正しいように思う。今月10日にアメリカ情報委員会がまとめたリポートをみると、やはり、日本はこれからどう中国と付き合うかを感情論ではなく、冷静に考える必要性はあると痛感する。(2012/12/16)

中国は統制経済、バブル崩壊のつけを公企業や自治体などの公的部門が引き受けているので個人の傷が浅いだけだという感じがします。そのダムが崩壊したとき・・・富裕層は準備よく貴金属を手に国外に脱出するんでしょうね。(2012/12/15)

釈迦に説法かもしれませんが、よく知らないことをたとえに出しての我田引水は説得力を損ないます。(2012/12/14)

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