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冬の北海道の選挙は、「スーパー」がおトク?

大荒れの北の大地で見た22年ぶりの冬の決戦

2012年12月11日(火)

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 1990年以来、22年ぶりとなる冬の選挙は、候補者も有権者もつらい。全国の陣営では、暖房やカイロ、防寒具を大量に調達し、選挙戦に備える。「数十人に及ぶスタッフの装備だけでも費用はバカにならない。いろんな意味で冬の選挙は戸惑いの連続」。ある北海道の候補者陣営はこう嘆く。

 確かに北海道の冬の選挙は、過酷だ。選挙区の面積が広く、移動距離が長い。選挙カーに乗って、身を乗り出して手を振っていれば、凍傷の危険すらある。よりによって、衆院選公示日の12月4日、北の大地は大荒れに荒れた。

釧路湿原に向かって手を振る

 道内は停電が起きるほどの暴風と大雨。北海道7区(釧路市、根室市など)では、訴える側も聞く側もブルブル震えながらの第一声となった。

 選挙カーを走らせても、人気はほとんどない。それでも、誰もいるはずのない釧路湿原に向かって、ひたすら声を張り上げ、手を振っていたのは新党大地代表・鈴木宗男氏の長女貴子氏だ。

 選挙カーは窓を開けて走っているため、時折、走り抜けるダンプカーから跳ね上げられた泥水を浴びて、車内はずぶぬれに。しかし各陣営、悪条件は同じだ。

 「風邪をひかないでね」と鈴木氏を労う支持者に、「寒さには慣れていますから」と力強く返す言葉とは裏腹に、その手は小刻みに震えていた。

大雨の中、釧路市を走りまわる新党大地の鈴木貴子氏(12月4日)

 北海道1区(札幌市中央区・西区・南区)から出馬の日本維新の会の新人・大竹智和氏は、いきなり出鼻をくじかれた。公示日翌日の12月5日は一転、雪。札幌市内は氷点下3度まで気温が下がった。強風で選挙カーのカンバンが吹き飛び、急遽、修理に。大竹氏は徒歩での遊説を強いられた。

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「冬の北海道の選挙は、「スーパー」がおトク?」の著者

鵜飼 秀徳

鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)

日経おとなのOFF副編集長、浄土宗僧侶

京都市景観市民会議委員(2016年)、佛教文化学会会員。 1974年生まれ。成城大学文芸学部卒業後、報知新聞社へ入社。2005年日経BP社に入社。日経ビジネス記者などを歴任。2016年4月より日経おとなのOFF副編集長。浄土宗僧侶の顔も持つ。正覚寺副住職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師