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理想は8時間睡眠もウソだった!

国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 睡眠学(3)

2013年1月9日(水)

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 睡眠に問題を抱える人が増えている。

 これまで教えてもらったのは、体内時計のリズムは個々人によって遺伝的に決まっているけれど、「光」の刺激によってそれを調節できること。しかし、人工照明が溢れる現代、そのリズムが乱れがちになり、睡眠不足をはじめ、眠りに問題を抱える人が増えている、ということ。

 ただ睡眠について考える時、個々のリズムの他に、もう1点、重要な要素があるという。

「今、人間の睡眠を考えるときは大きく2つ要素を見ればよいとされています。ひとつは、最初に説明した睡眠の周期、リズム。これはどの時間帯で一番寝やすいのかっていうことですね。そして、もうひとつは、いったん入眠した後に、その人が何時間、眠らなければならないか、ということなんです。これも個人差があるわけです」

 ここでまたひとつ「神話」が破壊されることになった。

(写真:藤谷 清美、以下同様)

 理想の睡眠時間は8時間、とよく聞く。しかし、それには根拠がない、というか、事実に反しているそうだ。

「人が必要とする睡眠は人それぞれなのに、日本では、どこからきたのか、8時間睡眠が良い睡眠のように言われています。でも、8時間というのは、働き盛りの30代から50代の人たちの必要な睡眠時間からすると長すぎなんです。60代70代だと、もう6時間くらいしか必要なくなる。長く寝過ぎるとかえって調子悪くなることもあって、睡眠酩酊と呼ばれます。私の知り合いにも3時間睡眠の人がいますが、人間の睡眠って、例えば何時間眠るにしても、最初の3時間くらいにかなり深い睡眠をだいたいとってしまうんですよ」

8時間睡眠のウソ。日本人の眠り、8つの新常識
川端 裕人(著)、三島 和夫(著)

 睡眠の都市伝説を打ち破り、大きな反響を呼んだ「睡眠学」の回が、追加取材による書き下ろしと修正を加えて単行本になりました! 日々のパフォーマンスを向上させたいビジネスパーソンや学生はもちろん、子育てから高齢者の認知症のケアまでを網羅した睡眠本の決定版。睡眠に悩む方々は、本書を読んでぜひ理想の睡眠を手に入れてください。

コメント3

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川端 裕人

川端 裕人(かわばた・ひろと)

文筆家

1964年、兵庫県明石市生まれの千葉育ち。日本テレビの記者を経て作家に。『夏のロケット』が第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、「SFマガジン」で「青い海の宇宙港」を連載中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長