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生まれたばかりのウナギが食べるのは?

科学探偵 大河内直彦(1)

2013年1月25日(金)

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気候変動の研究史を描いた著書で「講談社科学出版賞」を受賞したかと思えば、ウナギの稚魚が何を食べているかを解明する。スゴイんだけど、大河内直彦さんて、いったい何の研究者? ――実は、地球の歴史から病気の原因まで、研ぎ澄ました測定技術で次々と暴く“科学探偵”だったのです!

JAMSTEC横須賀本部を訪れると、調査船「かいよう」が帰港し、地震計など調査機材を降ろしていた。今回のお話とは、あまり関係ありません。(写真:田中良知)
大河内直彦さん。1966年、京都市生まれ。(写真:田中良知)

「僕はあまりナショジオっぽくないですよ」

 快く自室に取材陣を招き入れてくれた大河内直彦さんは、こう切り出した。
 ライターK瀬の目の端で、ナショジオ編集部Y尾が落ち込みかかっている。
 大河内さんは、JAMSTECの海洋・極限環境生物圏領域 海洋環境・生物圏変遷過程研究プログラムのプログラムディレクターだ。

 海洋、環境、生物。いや、十分にナショジオっぽいではないですか。

 「いやいや、僕はラボステイ(研究室に滞在すること)が大半の人間だし、船酔いはするし、休日は趣味のサーフィンで過ごすというようなことはないし。共働きなので、休日は、掃除して洗濯して買い物をしたら、終わります」

 飄々と聞こえる京都弁で話しながら、テーブルに置かれている、手のひらに収まるサイズの瓶を手に取る。

 「これ、なんだかわかります?」

 液体の中に、白いかたまりが漬かっている。

 蛇の頭の骨? と私、ライターK瀬。おい、何の研究所だと思ってるんだ。
 フカヒレ? と編集者Y尾。中華料理店じゃないぞ。
 イカの切り身? とカメラマンT中。和食店でもないんだ。

 「エチゼンクラゲです」

 全員、はずれ。

謎の白い切り身は、エチゼンクラゲだった。(写真:田中良知)

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「海の研究探検隊 JAMSTEC」のバックナンバー

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「生まれたばかりのウナギが食べるのは?」の著者

片瀬 京子

片瀬 京子(かたせ・きょうこ)

フリーライター

1972年生まれ。東京都出身。98年に大学院を修了後、出版社に入社。雑誌編集部に勤務の後、2009年からフリー。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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