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洋上風力の次のエースは「波」や「潮流」

20年後の主役、海洋エネルギーで先行するスコットランド

2013年1月24日(木)

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 今回から波力・潮流などの海洋エネルギーを取り上げる。研究開発の途上であるが、膨大なポテンシャルに「次の再エネ」の期待が高まっている。まず英国・スコットランドの政策に焦点を当て、圧倒的に先行している欧州の動向を見る。

大きなポテンシャルが魅力、研究開発ブームに

 海洋エネルギー(オーシャン・エナジー)は、再生可能エネルギーの残された最後ともいえるフロンティアである。海洋に分類されるエネルギーは、波力(wave)、潮流・海流(tidal current)そして海洋温度差発電(ocean thermal energy conversion)を指すことが多い。これに洋上風力が加わる場合もある。

 海上や海中、海底にエネルギー変換装置やタービン・発電設備を設置するので、陸上とは全く異なる環境下での稼働を強いられる。稼働する部分を含め直に海水と接することから、環境への影響、設備の耐用性、大型化の限界、設置やインフラ整備への制約、設置後のメンテナンスの難しさがある。陸上よりもコストが高くなり、開発は進んでこなかった。

 しかし、ネクスト・リニューアブルとしての期待は大きく、研究開発ブームの様相をも呈している。海洋エネルギーの魅力は、その膨大なポテンシャルにある。地球表面の7割は海洋であり、人が住んでいないことから立地面での制約も陸上に比べて小さい。まとまった海域を発電所として確保できる可能性がある。概して洋上風力よりも陸に近いところで操業できる。欧州を主とする最近の活況は、「20年前の風力発電開発をほうふつとさせる」あるいは「航空機産業の黎明期であるライト兄弟の実証実験に匹敵する」と例えられる。

三井造船が開発中の波力発電システム
川崎重工業は潮流を利用した発電装置の開発を進めている

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「洋上風力の次のエースは「波」や「潮流」」の著者

山家 公雄

山家 公雄(やまか・きみお)

エネルギー戦略研究所所長

日本政策投資銀行でエネルギー、環境などの融資・調査を担当。2009年からエネルギー戦略研究所で再生可能エネルギ-、スマートグリッドなどを研究。中立的なエネルギー・シンクタンクを心がけている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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