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農業を、楽しくて儲かる産業にしたい

農作物の生産者と購入者をつなぐ、加藤百合子さん

2013年2月15日(金)

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 志を持って、リーダーとして企業や組織を率いる女性たちを紹介するこの連載。今回は、日本政策投資銀行主催の「第1回女性新ビジネスプランコンペティション」で女性起業家大賞を受賞した、加藤百合子さんにスポットライトを当てる。

 元々、環境問題に興味があったという加藤さん。一時期は、最先端の産業用ロボットを研究開発する道をひた走っていた彼女だが、2人の娘の子育てを通じて「より子供たちの生活や暮らしに直結したビジネスを手がけたい」と農業事業に参入。2009年に農業ビジネスを支援する「エムスクエア・ラボ」を立ち上げた。

 「農業を、楽しくて儲かる産業にしたい」。強みである理系の知識を生かし、独自の解析技術を駆使して農業にイノベーションを起こす。

子供の頃から環境破壊に強い関心を抱く

 自然にあふれた千葉県に生まれました。子供の頃はとにかく元気で、友達や2人の兄と泥だらけになりながら屋外で遊び回る日々。友達を引き連れてピクニックに出かけるなど、仲間と一緒に面白いことをするのが好きでした。今思えば、リーダーシップの片鱗は当時からあったのかもしれません。

加藤百合子(かとう・ゆりこ)
加藤百合子(かとう・ゆりこ)
1974年生まれ。1998年に東京大学農学部卒業、99年に英国Cranfield University で修士号を取得(10カ月)。同年、New Jersey State Univ. NASAのプロジェクトに参加し、ASAE(Amrican Society of Agricultural Engineering)よりPaper Awardを受賞。その後、日本の大手メーカーに勤務し、結婚を機に夫の親族が経営する三共製作所に入社。カムを使った減速機の研究開発などに従事しながら、2度の出産を経験。2009年10月、農業シンクタンクなどを手がける「エムスクエア・ラボ」を設立し、農業事業に参入した

 一方で、中学生の頃から環境破壊に強い関心を抱いていました。「酸性雨が降ってきたらどうしよう」「二酸化炭素が増えすぎてしまったら怖いな」。まだ世の中が見通せる年齢ではなかった分、怖かったのでしょう。環境白書などを読んでは、「熱帯雨林がなくなってしまう」などと考えていました。

 「将来は生物や生態系の仕事に就きたい」と考え、進学先には東京大学を選んだ。元々、理系分野が得意だったこともあり、東大農学部で農業用のロボットの研究などに明け暮れた。卒業後は「1度は留学をしてみたい」との夢をかなえ、英国に飛び立つ。数多くの出会いに恵まれ、米国でNASAのプロジェクトに携わるという貴重な機会も訪れた。

 英国は1年で修士号を取ることができる上、東大に出入りしていた英国の先生がいたこともあり、1999年に日本を離れて英国に降り立ちました。そして、Cranfield Universityで学ぶ間に「米国で面白いプロジェクトがあるよ」と声をかけていただいたのが、New Jersey State Univ. NASAのプロジェクトです。

 その頃の私は、植物工場を手がけてみたいとの思いを抱いていました。そこで、周囲の先生方にそんな希望を伝えていたところ、このプロジェクトを紹介してもらえたのです。自分の夢や目標を周囲に話していたことが、チャンスを手にする機会につながった。2つ返事でOKをして、修士号を取得した後、米国に渡りました。

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「農業を、楽しくて儲かる産業にしたい」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官