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快勝のラトビア戦でも浮き彫りになった日本代表の課題

新戦力のアピールによる競争がチーム力向上に必要

2013年2月15日(金)

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 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会出場に王手をかけている日本代表。3月26日に行われるアジア最終予選のヨルダン戦に向けて、ホームでラトビアとの強化試合に臨んだ。

 W杯欧州予選で結果を出せていないラトビアを相手に危なげなく3―0で快勝。本田圭佑が1点、岡崎慎司が2点を上げ、さらに相手を完封し、次戦に向けての調整は順調のように見えた。だが、果たしてそうなのだろうか。日本代表が目指しているのは、W杯出場ではなくW杯での上位進出である。その点をもう一度考えながら、試合を振り返りたい。

2013/2/6 日本vsラトビア

 上の表にあるラトビア戦の基本スタッツから、特にラトビアの枠内シュート数が0であったことを考えると、守備よりも攻撃に重点を置いたテストマッチとして位置づけることができる。パス総数やボール支配率のデータからは一見、何の問題もなく勝利したようだが、この基本スタッツ以外のデータから浮かび上がる日本代表の課題について触れてみたい。

やはり攻撃の起点は遠藤しかいないのか…

 この試合で監督のアルベルト・ザッケローニは、シーズン前のJリーグに所属する国内組よりもシーズン中でコンディションを把握しやすい欧州組を多数、先発に起用した。実際、先発としてピッチに立った国内組は今野泰幸のみ。史上最多の海外組10人先発という点がメディアに大きく取り上げられた。

 一方で、ボランチ(守備的ミッドフィールダー)の遠藤保仁やフォワード(FW)の前田遼一といった軸になる国内組の必要性を感じさせる内容であったことは、後に述べたい。さらに、唯一の先発であった今野も新シーズンからJ2でプレーする選手であることにも多少の違和感はあるが、今回のコラムでは攻撃面に話題を絞るため、この点にはさらに詳しくは立ち入らない。

 先発の布陣で変化が見られたのはワントップとボランチの2つのポジションであった。まずワントップの位置には、これまでワントップの右側のウイングとして起用されることの多かった岡崎が入った。

 直前にFWのハーフナー・マイクが離脱したことで必然的にそうなったのか、新たな攻撃のオプションとしての岡崎のワントップを試したのか。ザッケローニの意図は分からないものの、これまでの予選で先発していた国内組の前田ではなく、岡崎がその位置でプレーしたことは新しい試みであった。

 さらにボランチの位置には国内組の遠藤ではなく細貝萌が起用された。単純に比較することは難しいが、後半から本来のポジションに入った前田、遠藤と比較すると、チームに対して機能していたのは、国内組の2人の方だった。

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「快勝のラトビア戦でも浮き彫りになった日本代表の課題」の著者

永野 智久

永野 智久(ながの・ともひさ)

スポーツアナリスト/アンドスポーツ代表

「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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