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第5回 「イノベーターは誰に任せるべきか」

~イノベーターに必要な10つの能力・素養~

  • 柳沢 樹里

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2013年2月22日(金)

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 前回に引き続き、イノベーションに挑戦する際に抱える悩みに対して、我々なりの考えをお伝えしていく。今回は5つの悩みの最後である「イノベーションを起こしたいが、誰に任せればよいのか、任せることのできる人材がそもそもいるのかどうかが分からない」について回答していきたい。

イノベーションに挑戦する際に、抱えることが想定される5つの悩み
  1. イノベーションがどのようなものかは概念的には分かったが、どのように起こすのか見当がつかない
  2. イノベーションを創造するためには、何よりテーマ設定が重要であると思うが、どのようなテーマが適切なのか分からない
  3. イノベーション創出の方法論を身に付けても、そもそものマインドセット、スキルセットが伴っていないので、付け焼刃に終わるのではないか
  4. 優れたコンセプトは出せたと感じている。しかし常識をはるかに超えているため、うまく戦略に落とせない
  5. イノベーションを起こしたいが、誰に任せればよいのか、任せられる人材がそもそもいるのかどうかが分からない

 日本企業はイノベーションを任せる人材について悩みを抱えている。

 イノベーション創造に向け体制や制度を整備し、取り組みを進めている企業は少なくない。しかし、多くの企業は、以下の声にあるように、適した人材にイノベーションを任せることができているのかどうか分からない、そもそも社内にイノベーションを任せることのできる人材がいるのかどうか分からないといった悩みを抱えている。

イノベーションに挑戦する企業の声
  • MBA取得者を配置し、新規事業開発に取り組んでいるが、次の柱となる事業が生まれていない。適切な人材配置ができているのだろうか。(電機メーカー)
  • 全社員を対象に新規事業アイデアを公募しているが、良いアイデアがでてこない。良いアイデアを生み出せる人材が社内にいるのだろうか。(サービス事業者)

 そこで今回、我々は、企業のこれらの悩みを解消するために、イノベーションを任せるべき人材を「イノベーター」と位置づけ、イノベーターがどのような人材であるのかについて明らかにしていく。

日本企業のイノベーターに対するイメージは間違っている

 イノベーターがどのような人材であるのかを明らかにするために、まず、筆者も属しているNRIではイノベーション創造に対する企業数十社への過去のインタビュー調査から、イノベーターに対するイメージを以下の3タイプに整理している。

イノベーターに対するイメージ
 変革が求められている状況において、「業界の当たり前」や「自分自身の当たり前」にとらわれることなく、ユーザーが求める新たな価値を見つけだせる人材
 ユーザーが求める価値を実現するために、様々な人を巻き込み、強い推進力をもち、価値実現を遂行する人材
 ①と②のどちらも実現できる人材

 皆さんはイノベーターに対して、①~③のどのタイプの人材をイメージしているだろうか。
 また、日本企業がイメージしているイノベーターとは、①~③のどのタイプの人材であろうか。

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