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10年連続売上げナンバーワンのソフトウエア

JAMSTECの稼ぎ頭 阪口秀(1)

2013年3月13日(水)

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今回ご紹介するのは、海の研究所JAMSTECで10年連続売上げナンバーワンの男、阪口秀さん。稼げる秘密は、インクから線路、マグマ、地震までとても幅広く応用できる、あるソフトにありました。秘蔵シミュレーション動画も紹介、阪口さんのきわだつ個性にも注目です!(写真:田中良知)

JAMSTECの横浜研究所。JR新杉田駅から徒歩13分

 JAMSTECの横浜研究所は、住宅街と工業地帯のちょうど境目にあり、見た目がちょっとおしゃれである。
 撮影場所として貸してほしいという要望もときおりあるそうで、俳優さんが来ることも。

 この日、取材陣の前に現われたのも、俳優のような面差しと雰囲気を持つ男性だった。

阪口秀さん

 阪口秀(さかぐち ひで)さん。JAMSTECのアプリケーションラボ 深海応用理工学プログラムのプログラムディレクターだ。

 カメラマンT中の名刺を見て「おもて面には名前しか書いてないなんて、かっこいいですね。憧れます。ヤクザか代議士の名刺みたいでもあるけど」と言っている。
 ライターK瀬の脳裏には「ちょいワル」という懐かしい言葉が浮かんだ。

 阪口さんは、JAMSTECでの記録を持っている。

 「10年連続売上げナンバーワン。自己満足度100%です」

 開発したシミュレーションソフトを企業や大学に売っていて、JAMSTECの稼ぎ頭なのだ。

 どんなシミュレーションをするソフトなんですか?

 「粒々状の物質をたくさん発生させて、それを積んだり流したりします」

 粒々状の物質とは、たとえば、砂。砂時計が時を刻むとき、土砂崩れが発生するとき、砂の一粒一粒はどのように、また全体としてはどのように動くのか。
 そういったものをコンピューター上で実験するソフトを、阪口さんは開発した。

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「海の研究探検隊 JAMSTEC」のバックナンバー

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「10年連続売上げナンバーワンのソフトウエア」の著者

片瀬 京子

片瀬 京子(かたせ・きょうこ)

フリーライター

1972年生まれ。東京都出身。98年に大学院を修了後、出版社に入社。雑誌編集部に勤務の後、2009年からフリー。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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